2006年11月11日(土)
研修9日目(浦安〜羽田〜釧路・別海) [9日目]
とうとう最終日になりました。今日はディズニーシーを楽しむ予定です。生徒たち、特に女子は朝からうれしそうです。
朝食はやはりバイキング。今までの習慣でついついパンやバターを選んでしまいましたが、よく見るとごはんがありました。そう、ここは日本でした(^^; 朝食をさっと済ませて出発準備です。
荷物は全部ホテルに預けて、さあ出発!ディズニーリゾートはすでにクリスマスモードで、ホテル内にもディズニー風クリスマスツリーが飾られていました。
平日というのに開演前から長蛇の列。ミッキーの格好をした女性や座り込んでゲームをしながら待つ男の子など、並ぶのに慣れた人たちも大勢。外国人はまったく見当たりませんでした。
開園と同時に皆走る走る。生徒たちもめいめい走っていきました。ここからはあまり映像がありません。(男子はなぜかわれわれ教員組にくっついて行動していました。)
ミッキーの耳をつけた女の子、ティガーの尻尾をつけた女の子、女性は皆ディズニーの魔法にかかって変身していきます。でもこの魔法は男には聞かないのでしょうか^^
楽しい時間はあっという間に過ぎます。集合時間が近づいて生徒たちも集まってきました。皆たくさん買い物をしたようで荷物が増えています。
ディズニーシーをあとにして一度ホテルに戻り、荷物を受け取って羽田に向かいました。
羽田で荷物を預け、出発まで自由時間です。この間に夕食を済ませるか、飛行機の中で食べる弁当を買いました。中にはあの有名な缶入りおでんを買った生徒もいました。(団長も買っていました)
羽田を出発した飛行機はあっというまに釧路に着きました。気温は6℃。「さむ〜い」 やっぱり北海道は寒いのでした。ふるさとに近づいているのを実感しました。真っ暗な道をバスがどんどん走って私たちを別海に運んでいきます。生徒たちは長い旅行の最後の時を楽しむように笑いあっていました。(もちろん眠っているものもいました)
9時50分、バスは別海町役場に到着。夜遅くにもかかわらず、保護者の方をはじめ、先生方や役場の方も出迎えてくださいました。バスから降りてきたわれわれに「ご苦労さまでした。」とねぎらいの声をかけてくださり、旅行の疲れが癒されました。下地団長が旅行の成果と子供たちのがんばりを報告し、生徒代表によるしめくくりの挨拶がありました。たくさんの方々のご協力によりすばらしい体験ができたこと、この経験を周りの人たちに伝えるとともに、これからの生活に生かしていくと誓い、感謝の意を述べて立派に挨拶を締めくくりました。
準備から事前研修、渡航、帰国にいたるまで実にたくさんの方々のご協力のおかげで、10名の生徒たちはすばらしい体験ができました。研修の様子は後日、報告会の場で改めてお知らせしたいと思います。本当にありがとうございました。
16時36分投稿 (管理者)
2006年11月10日(金)
研修8日目(オークランド〜成田・浦安) [8日目]
いよいよ出発の日。朝早いにもかかわらず全員がちゃんと準備を済ませてロビーに集合しました。外はわれわれの出発を惜しんでくれているかのように雨です。バスに乗り込んでホテルを出ました。数日前この道を逆に走ってオークランド市内にやってきたと思うと本当に名残惜しい気がします。生徒たちも「もっといたい!」と残念そうでした。
空港について出国手続きを済ませ、旅行中ずっとわれわれのガイドをしてくださった堤さんともお別れです。いろいろな細かいハプニングにも親切に対応してくださり、快適な旅を準備してくださいました。皆で心をこめて「ありがとうございました。」とお礼を言いました。
免税店で買った商品を受け取り、飛行機に乗り込みました。搭乗直前に生徒たちがある芸能人を見つけ、握手をしてもらいました。ラッキーです。
雨の中、飛行機はオークランド空港を飛び立ちました。とうとうニュージーランドとお別れです。
10時間のフライトの途中、研修の感想を書きました。皆それぞれ大切なことを学んでおり、将来に向けての希望と自信が伝わってくる内容でした。
長いフライトを終え、飛行機はついに日本に到着。時計を4時間戻すと、おー!まだ午後4時! 全員無事に日本に戻ってきました!!!!
成田から浦安にバスで向かいました。日本の空気、臭い、雑踏、言葉、ホテル、いろんなことをニュージーランドと比べてしまいます。。
1時間ほどで「ホテルエミオン東京ベイ」に到着。すぐに夕食とミーティングを済ませ、明日のディズニーシーに備えて就寝しました
05時45分投稿 (管理者)
2006年11月08日(水)
研修7日目(オークランド市内自由研修) [7日目]
いよいよ自由研修の朝です。昨夜興奮気味だった生徒達もやはり疲れていて早めに眠ったようです。
それぞれテーブルについて朝食をすませました。今日は雨模様で、希望する見学場所へいけるか心配です。
2グループに別れ、動物園組と水族館組で9時にホテルを出発しました。
動物園組からお知らせします。
バスターミナルはすぐにわかったものの目的のバスに出会うまでが一苦労でした。ドライバーに聞くと「このバスではない。ここで待っていなさい。」次のバスでも「このバスではない。」3台目にしてやっと乗り込めました。
お金を払ってさあ出発。料金は3ドル(約240円)でした。ドライバーの女性に、動物園のバス停に着いたら知らせてくれるように頼みました。
30分ほど走って到着。道路を渡ってしばらく歩くとオークランド動物園が見えました。
自分達の力でここまで来れました!!!
一番のお目当てはやはりキウイです。夜行性の動物キウイはニュージーランドにしかいない鳥で、『キウィー』と鳴くのでその名がついたそうです。でもキウイの飼育場所ではこれまた撮影禁止。暗いおりの中でがさごそ動いてえさを探しているキウイをしっかり見てきました。
オークランド動物園は自然の動物園で、そこに人間が少し手を加えて動物園にしたところです。規模も大きく、いろんな動物達がのびのび暮らしています。
動物を見つけては写真をとりまくりました。
カバが水に入ると池の水があふれました。
ガラパゴスの亀のいる水族館もありました。
一通り見学してのどが渇いたので休憩です。
今日は雨模様だったにもかかわらず、動物園の見学中は晴れ間がのぞき、雨が降ってきたときはみやげの物色中。買い物を終えてバス停に歩くときは晴れ。次に降ってきたときはバスの中。なんて運がいいんでしょう。
水族館組の報告です。
水族館組も動物園組と同時に出発しました。行きのバスは問題なく利用できました。
入園の時のエピソードです。入園料は15歳以上(STUDENT)が$21、14歳だと$14でした。その差は$7(500円以上)です。「14歳です。」といえばよかったものの、つい「STUDENTです。」と言ってしまって$21。
「私の$7を返せ〜」
体長150cm、体重100キロのペンギンが発見されたという看板を発見。並んで写真を撮りました。あとでガイドの堤さんに聞いたところ「そんな話は聞いたことがありません。」どうやらジョークだったようです。
ペンギンを見る場所もおもしろかったです。自分が前に進むと周りの壁も動くかわったしかけになっていました。
水族館からの帰りはシャトルバスが出ていました。かわいいバスでした。
動物園組がホテルに戻ると水族館組はすでに戻って来ており、午後の部に出発したとのことでした。無事に見学を終えて戻ってきた生徒達はまたひとつ大きな自信を身に付けました。
午後の部は完全に生徒達だけで、オークランドのメインストリートであるクイーンストリート周辺の散策です。昼食を食べたり、買い物をしたりなどグループで考えながら街を歩きました。雨はほとんど上がり、街には観光客があふれ、最後のニュージーランドをたっぷり楽しみました。夕方6時集合の約束も全員がちゃんと守れました。
ひとつちょっとしたハプニングがありました。生徒の一人が買い物の途中でしおりをなくしてしまったのです。そこにはホテルのカードキーやパスポートのコピー、なにより研修中に一生懸命書いた大切な日記が入っています。皆で探しに行きました。買い物でまわった店を手分けして探し、ついに見つけました!「あったよー!」知らない土地の知らない商店街、まわりは外国人だらけの場所ではありましたが、そんなことも忘れみんなで喜び合いました。ひとつのハプニングを乗り越えて、友達の絆がまた深まりました。
その後夕食のための最後の自由行動も無事に終え、8:00からミーティングを行いました。明日は早朝にホテルを出発し、飛行機に乗り込みます。
12時43分投稿 (管理者)
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