2008年11月07日(金)
【NZ報告】サマータイム [平成20年度 2日目]
サマータイムを採用しているニュージーランド。
夏の間、時計を1時間早めます。
ガイドさんから「エネルギーの有効活用が1番の目的です」と教えていただきました。
8時でも、まだまだ薄明るかったです。
9時を過ぎて、ようやく真っ暗になりました。
金曜日の夜ということで、ホテル前は賑やかです。
明日の朝食は7時。
起床時間は決めていません。
7時に朝食会場に集まってもらいます。
海外派遣の目的の1つが「自主的な行動」です。
研修生の多くが中学3年生。
修学旅行も経験しています。
何時に寝れば、何時に起きられるか?
何時に目を覚ませば、7時の朝食時間に間に合うか?
こういったことをムームメイトと相談して決め、その通りに行動することも大切なことです。
早朝出発。
熟睡できなかった飛行機の中。
さすがに、生徒は疲れているようです。
只今、ニュージーランド時間で午後9時半を過ぎました。
すでに会話の声が聞こえなくなった部屋もあります。
熟睡しているようです。
17時42分投稿 (管理者)
【NZ報告】夕食・ミーティング [平成20年度 2日目]
宿泊先であるプレジデントホテルに到着。
ホテルは市街地のど真ん中にありました。
荷物を整理し、1時間半という限られた時間だが自主研修。
早速、コンビニで英会話に挑戦した人もいました。
夕食はホテルのレストラン。
ずっとビュッフェ形式が続いているので、日本食が恋しくなった人もいたようです。
夕食後はミーティング。
一人ひとり、2日間の学びを発表しました。
「英語が通じなかったのは、私の声が小さかったとき。明日は、できるだけ大きな声で話したいです」
「パスポートを渡すとき、日本人の役人さんは手渡しだったけど、ニュージーランドの役人さんは投げて返した。文化が違うんだと感じた」
「一言でも、二言でも伝えたいことは十分に伝わると思った。明日は勇気を出して、もっと話しかけてみたい」
「言葉が少なくても笑顔であれば、気持ちは伝わることが分かった」
こうした1つ1つの体験が、今回の海外派遣の目的につながります。
成功したことも、失敗したことも、嬉しかったことも、残念だったことも、すべて財産になります。
明日からは2泊3日でホーム・スティ。
2人ずつ5組に分かれての研修。
中学生だけの力で過ごすことになります。
ニュージーランドの生活を肌で触れる絶好の機会。
たくさんのことを学んで欲しいと思っています。
17時30分投稿 (管理者)
【NZ報告】スカイタワー [平成20年度 2日目]
オークランド博物館からスカイタワーへ。
高さ328mは南半球一の高さ。
展望台からはオークランド市街が一望できました。
ここではバンジージャンプができます。
K君、S君は挑戦したそうでしたが、「誓約書が必要です」という一言で断念。
展望台にいた30分ぐらいの間で5人がジャンプしました。
落下するスピードは時速85km。
ニュージーランド人は勇気があるのでしょうか?
展望台手前で一瞬止まります。
観光客に笑顔で手を振り、再び降下していきます。
17時25分投稿 (管理者)
【NZ報告】オークランド博物館 [平成20年度 2日目]
昼食はビュッフェ形式。
デザートのケーキが豪華でした。
昼食後、オークランド市内研修。
ハーバーブリッジを通って市街地へ。
橋の上からオークランドのランドマークであるスカイタワーが見えました。
地上328mと東京タワーよりも若干低いのですが、南半球一の高さだといいます。
ハーバーブリッジ周辺にはヨットハーバーも多く、北海道では見慣れない光景でした。
オークランドはヨットを保有する市民が多いそうです。
オークランド博物館に到着。
市街地から少し離れた静かな丘の上に立っていました。
1階で、ニュージーランドの先住民であるマオリの文化について学習。
現地ガイドの前田さんの丁寧な説明に耳を傾けていました。
マオリの神話は、クペという青年が最初にニュージーランドを発見したと伝えています。
故郷であるハワイに戻った彼は発見した島について報告。
8つの船団に別れて、南太平洋を渡って辿り着きました。
先人たちの魂が集う聖なる集会場・マラエが展示されていました。
「Kia Ora」(キア・オラ)は、マウイの言葉で「こんにちは」という意味です。
オークランドの至る所で、この文字を目にすることができます。
2階では、ニュージーランドの動植物が展示されていました。全長3mの巨大な「跳べない鳥」にビックリ!
3階は戦争など、ニュージーランドの歴史について展示されていました。
17時09分投稿 (管理者)
【NZ報告】オークランド市内研修 [平成20年度 2日目]
若干遅れて、オークランドに到着。
入国手続きの際、英語で質問を受けた研修生。
笑顔で答えられた研修生もいれば、答えられなかった研修生も…。
中学生です。
すべてが完璧にはできません。
ニコッと笑顔になれば、気持ちは通じます。
全員が入国審査を通過しました。
それにしても、ゲートから出てくる研修生の表情が様々で楽しかったです。
空港から真っ直ぐに昼食会場です。
機内で朝食を食べた後でしたが、大きなケーキに研修生はビックリ!
西春別中のK君が最後までもりもりと食べていました。
レストランの前にビーチが広がっていました。
沖縄のような美しい海でした。
初めての観光ということで、疲れを忘れて遊んでいました。
男子は石投げに夢中!
中春別中のS君がMVPでした。
オークランドの最高気温は19℃。
朝方は豪雨だったそうですが、晴れ間が広がりました。
これも研修生の日頃の生活のお陰?
少し汗ばむぐらいでした。
間もなく夕食です。
自主研修から帰ってくる頃です。
ネット環境が十分でないため、頻繁に更新できません。
部屋から接続ができず、フロント横の小部屋から発信しています。
ここも、インターナショナルです。
隣にはターバンを巻いた方がいます。
14時05分投稿 (管理者)
【NZ報告】ニュージーランド航空 [平成20年度 1日目]
成田空港は日本の「空の玄関」。
たくさんの国の言葉が行き交っていました。
研修生は出国前から「世界」を感じていたようです。
搭乗券を受け取り、出国手続きへ。
まずは、荷物のチェックがあります。
アメリカで起きた同時多発テロの影響で荷物のチェックが厳しくなっています。特に機内に持ち込める液体の量が制限されています。
生命と安全を守るためには仕方がないことですが、通過するのにかなりの時間がかかりました。
次に、出国手続き。
パスポートを提示するだけ。
あっけないぐらい、すぐに通過できました。
通過したら、そこは日本ではありません。
その証拠に、そこから搭乗口まで免税店が並びます。
タバコやお酒は「税金」がかからないため、国内で買うよりもかなり安くなります。ただし、中学生は未成年のため購入できません。
搭乗口は85番。
1時間半待って、ようやく搭乗時間の18時。
しかし、コンピューターのシステムトラブルで30分以上待たされました。
全員が乗り込んだ後も、「滑走路が混んでいる」という理由で飛行機がなかなか動き出しませんでした。
結局、1時間以上遅れて離陸。
ここから10時間のフライトです。
客室乗務員のアナウンスで時差を調整しました。
ニュージーランドはサマータイムを採用しているため、通常は3時間の時差ですが、夏の間(日本とニュージーランドは着せ湯は逆)は4時間になります。
日本の午後7時は、ニュージーランドの午後11時になります。
研修生が楽しみにしていたのが機内食。
夕食は「ビーフ」と「チキン」の選択でした。
その後はゲームをやったり、音楽を聴いたり、映画を見たり…。
狭い座席のため、なかなか熟睡できなかったようです。
朝食は、日本時間の午前2時。
さすがに、あまり食べられなかったようです。
「サーモン」と「オムレツ」の選択でした。
10名の研修生、とっても真面目で礼儀正しいです。
旅行中、たくさんの中学生を見ましたが、「1番、中学生らしいのでは…」と思えるぐらいです。
引率もとっても楽です。
13時46分投稿 (管理者)
【NZ報告】羽田空港神社 [平成20年度 1日目]
ホテルのネット環境がいまひとつ。
せっかく打ち込んだ文章が消えてしまいました。
ショック!
羽田空港に神社があることを知っていますか?
出発前にお祈りをしてきました。
「全員が元気に、そして貴重な研修ができますように…」
研修生は全員、元気です。
ホテルにチェックインを終えました。
夕食の6時半まで自由行動。
元気に出かけていきました!
13時42分投稿 (管理者)
【NZ報告】羽田空港から成田空港へ [平成20年度 1日目]
風が強く、羽田空港までの機内はかなり揺れました。
そんな中、読書をしたり、会話を楽しんだりする姿が見られました。早朝に別海を出発ということもあり、羽田空港直前は、多くの研修生は寝ていました。
羽田空港の昼食は豪華なハンバーグ弁当でした。男子はもりもりと食べていましたが、女子にはちょっと多かったようです。「これでしばらくお米が食べられないね」という会話もありました。
高速道路を走ること1時間。
成田空港に到着しました。空港手前の検問所でバスが止められ、警備員が乗り込んできてパスポートをチェックしました。アメリカの同時多発テロ以降、厳重な警備が続いているようです。
成田空港の大きさに研修生はびっくり!
正面の電光掲示板には、世界各国に飛び立つ飛行機の行き先が映し出されていました。
オークランド行は18時発。
(実際は1時間以上遅れました)
85番ゲートから搭乗しました。
13時16分投稿 (管理者)
【NZ報告】別海を出発 [平成20年度 1日目]
6時50分集合。
10名の研修生は、ちょっと緊張気味に役場玄関に集合しました。
1番乗りは上西春中学校のOさんでした。家を6時に出発したそうです。
早朝ながら、たくさんの先生方、保護者の方々の見送りをいただきました。山口教育長様、根本課長様のお姿もありました。ありがとうございます。
バスが到着するまでの間、研修生は先生方、家族と歓談していました。たくさんの方々に見守られて出発できることの幸せを感じていました。
7時20分、研修生を代表して中西別中学校のK君が「ニュージーランドの文化を学び、別海町、日本の良さを確認してきたいです」と挨拶をしました。
たくさんの方々に見送られて別海を出発。
早朝ということで、バス中は意外と静かでした。
釧路空港では男子4人が大きなスーツケースをバスから取り出す作業を積極的に手伝ってくれました。頼もしい4名です。
12時59分投稿 (管理者)
2008年11月05日(水)
★☆学校ごとの出発式★☆ [平成20年度 事前研修]
多くの中学校で出発式が行われたようです。
中西別中学校では、4日(月)に行われた全校集会で3年生のK君が「ニュージーランドの文化に触れ、日本の良さを再認識してきたいです」と抱負を述べました。
それぞれが研修課題を持ってニュージーランドに向かいます。
29日(土)には、マルチメディア館を会場に報告会を予定しています。
09時55分投稿 (管理者)
★☆出発前日★☆ [平成20年度 事前研修]
明日、朝7時20分に別海町役場前を出発します。
事前研修を通して、ニュージーランドの文化や国民生活、英会話についての学んできました。その成果を、明日からの9日間の研修で行かしてきたいと思っています。
10月27日に行われた最後の事前研修では、団長の棚橋校長先生(上風連中学校)から研修の意義について再確認がありました。
派遣される10名の生徒は各学校の代表であるとともに、別海町の代表でもあります。別海町の良さを、ニュージーランドで交流する多くの人たちに伝えられるように積極的に行動する気持ちを持っています。
本ブログでは10名の研修の様子をできる限り多く発信していきたいと思っています。
生徒の励みにもなります。
コメントを寄せていただければ幸いです。
09時52分投稿 (管理者)
2008年10月29日(水)
★☆町長訪問★☆ [平成20年度 別海町役場訪問 ]
10月27日(月)、町長室を訪問しました。
10名の生徒全員が、町長室を訪問するのは初めての経験です。扉を開けるにも、緊張していました。
最初に10名を代表して、中西別中学校の沓澤伸也君が「ニュージーランドの文化に触れ、日本の良さ、別海町の良さを1人でも多くの人に伝えられるように積極的に学んできます」と挨拶しました。
水沼猛町長様からは「日本とニュージーランドとの架け橋になってください」というメッセージをいただきました。
10時01分投稿 (管理者)
★☆プレゼントされた色紙★☆ [平成20年度 別海町役場訪問 ]
山口長伸教育長様から励ましの言葉をいただいた後、生徒10名、引率教師2名に色紙をいただきました。
色紙には、山口教育長様が挨拶の中でお話しされた「歌」がおさめられています。どれも、心に響くものばかりです。
(1)自主的に積極的にトライする
言葉の壁を跳び乗り越えて
(2)異文化に直接触れ 世界へと
飛翔の君は 別海の星
(3)南洋と欧州文化 融合を
町に広める 君等が使命
09時46分投稿 (管理者)
★☆山口教育長からの言葉★☆ [平成20年度 別海町役場訪問 ]
10月27日(月)、別海町役場を訪問し、山口長伸教育長様から10名の生徒に次のような励ましの言葉をいただきました。
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観光旅行ではありません。
今回の事業に別海町から多くの補助金が出ています。
これは、すべてが税金です。
みなさんのお父さん、お母さんをはじめ、たくさんの方々から集めた大切なお金です。
そのお金が高いか、安いか?
それは、皆さんの9日間の生活が決めます。
別海町の中学生を代表しているという気持ちを持って、楽しい経験をたくさんしてきてください。
##
10名の生徒は、背筋を伸ばして真剣に聞いていました。
09時33分投稿 (管理者)
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