2018年07月11日(水)
遊びそのものが子どもの生きる力を育む
幼稚園では国語算数などのお勉強は教えません。そのかわり幼稚園カリキュラムの主体となっているのが「遊び」です。「なんだ!遊ばせているだけかい。」と思うこと無かれ。幼児にとって自発的で主体的な活動である「遊び」を保育者が発展的に援助することによって子どもの「生きる力」を育んでいるのです。
写真の例はドーナツ屋さんと忍者ごっこです。日常身近なドーナツ屋さんが、作る人、売る人、お店を管理する人などの役割体験をすることによって将来の仕事を知ることに結びつくキャリア教育になっています。また、忍者修行体験は忍者のように動き回ることで発育盛りである子どもの体の巧緻性(こうちせい)などを高めている活動です。幼稚園では子どものこうしたさまざまな遊びを生きる力にどのように結びつけていくか援助のしかたを保育者全員が話し合って日々保育を行っているのです。
Posted by 管理者 at 10時40分