上西春別幼稚園ブログ

　インフルエンザがやっと治まってきた今週、天気の良い日は外遊びに出るようになってきた子ども達です。今年は雪が少なく大きな雪山もありませんが、除雪車が寄せたグランドの雪山に穴を掘ったり雪を積み上げたり思いっきり遊んでいました。この日（２３日）は、ちょっと陽が照って雪だるまを作ることができました。築山は相変わらず雪無しの状態ですが子ども達は滑ったり転がったりと寒さを吹き飛ばして遊んでいました。インフルエンザや風邪に負けず寒風で体を鍛えましょう。でも油断は禁物、うがい・手洗い・マスクを忘れずに！

　子ども達は絵本が大好きです。定期的にやってくる別海町図書館の移動図書館「はくちょう号」を心待ちにしている子ども達です。そして幼稚園の図書室にもたくさんの絵本が揃えてあって子ども達は先を争って借りに来ます。この日（２３日）もたけのこさんがやってきました。「園長先生、この本読んだことある？おもしろいよ！」と言って、お話ししてくれる子もいます。保育室でも先生方が読み聞かせをしています。本は心と頭をたくましく豊かにしてくれる魔法の栄養です。どんどん読んでほしいですね。

　３学期になって幼稚園のプレイルームには、伝承遊びのコーナーが設けられています。コマやおはじき、剣玉などです。ゲーム機に押されて、家ではほとんど遊ぶことのないコマなどですが、幼稚園ではお正月明けの室内遊びの一つに日本の伝統的な遊び道具のコーナーを設置しています。関心を持った子ども達は、一人二人と遊び始め、今では鉄棒やおもちゃ造り以上に人気のコーナーになっています。はじめの頃は全然巻けなかったコマの紐も今では上手に巻けるようになり、うまくコマを回せたときは飛び跳ねて喜んでいます。あきらめないで挑戦してできたときの喜びは特別なんですね。
　剣玉もそうです。「けんだまクラブ」なるものができたようで、自分たちで進めているようです。先生方も入会を誘われているようです。

　先週の金曜日（１６日）に本年度最後の保護者参観日が行われました。体調が優れずお休みの子も数人いましたが、実施することができました。
　朝の活動から参観していただきましたが、ステージでは子ども達のケンダマの披露がありました。ステージ下ではコマをしている子、もの作りをしている子、様々でしたが、お母さん方に見ていただいてとてもうれしそうでした。その後朝の会が行われ、それが終わると親子で作品作りを行いました。全体懇談では園長先生から、駐車場での安全についてのお話などがありました。そして最後はクラスで今年１年を振り返って子ども達の成長について担任の先生からお話がありました。