上西春別幼稚園ブログ

　午後の一時間程度、幼稚園では午睡といってお昼寝があります。幼児の理想的な睡眠時間は３歳児で最低でも１２時間、５歳児では１０時間となっています。近年は親と一緒に夜遅くまで起きている幼児が多くなりました。昔は添い寝でいったん子どもを寝かしつけてから大人の時間を楽しんでいたものですが、今どきの生活習慣は、大人と一緒に22時〜23時過ぎまで起きている幼児が少なくない状況になっており、東武サウスヒルズなどでも夜遅くまで幼児連れで買い物をしているお母さんを見かけます。それなりの事情があるのかも知れませんが、ブログ管理者の私としては好ましいことではないんじゃないのかなあ〜と案じております。（うちの園の話ではありませんので誤解の無きよう）幼稚園の午睡で成長の手助けになればと思います。

年長さんはさっと起きています

年少さんはまだぐっすり・・・

まだ眠たくて立てないよ〜

お片付けしてるのに・・侵略され・・

　幼稚園では国語算数などのお勉強は教えません。そのかわり幼稚園カリキュラムの主体となっているのが「遊び」です。「なんだ！遊ばせているだけかい。」と思うこと無かれ。幼児にとって自発的で主体的な活動である「遊び」を保育者が発展的に援助することによって子どもの「生きる力」を育んでいるのです。
　写真の例はドーナツ屋さんと忍者ごっこです。日常身近なドーナツ屋さんが、作る人、売る人、お店を管理する人などの役割体験をすることによって将来の仕事を知ることに結びつくキャリア教育になっています。また、忍者修行体験は忍者のように動き回ることで発育盛りである子どもの体の巧緻性（こうちせい）などを高めている活動です。幼稚園では子どものこうしたさまざまな遊びを生きる力にどのように結びつけていくか援助のしかたを保育者全員が話し合って日々保育を行っているのです。

ドーナツはお持ち帰りですか？

テイクアウトしてきました

忍者の隠れ家でござる〜

高く飛ぶ修行でござる〜

　今日はにこぴんクラブの２回目でした。１回目に参加されたうち５家庭の幼児とお母さんがいらっしゃいました。今日は室内遊びのほかに園児たちと外遊びに興じ少しの間親子で楽しいひとときを過ごされました。

　先日、別海町大成地区の長尾さんという年配のご婦人から写真のような動物のぬいぐるみをたくさんいただきました。すべて手作りでこつこつと作られていたようです。色使いがすばらしく心が和みます。また、大きさもちょうど幼児が遊ぶのに扱いやすく子ども達は興味津々に触り、特に女児はままごとなどで動物さん達と遊び楽しんでいます。ほんとうにありがとうございました。末永く大切に使わせていただきます。