2021年02月05日(金)
【中西別幼】異年齢だからこその心情体験
朝の遊びでは,昨日,年長組から教えてもらった集団遊び『線鬼』を,「また,やりたい!!」と年中組から発信する姿がありました。ステージでは,リボン結びが得意になった年長組発信で,ヘアーサロンが開店! 年中組や先生の髪を可愛く結んだり,付随してネイルや指輪づくり(ビニールテープや色画用紙を利用)を始める年中組。そして,立体的なバック(かなりの技術力)を作り,トータルコーディネイトを考える年長組。これまでの経験を活かした豊かな発想力に驚かされます。
戸外では,『ゆきのひのおみやげ』という紙芝居をきっかけに,年長組から「雪に絵を描きたい!!」との思いが膨らみ,雪上での色水遊びが始まりました。グラウンドに子ども達の名前や芸術的な模様が描かれたり,色づいた雪を宝石に見立て秘密基地(雪山裏の雑木林)に集めたりして楽しんでいました。
『缶蹴り』『かたき』『線鬼』など年長児との集団遊びに繰り返し関わることでルールのある遊びの楽しさを味わったり,『お化け屋敷』『牧草ロール』『サロン』『雪上色水』など魅力的な遊びを生み出す年長組に憧れの気持ちを抱いたりしている年中組。そして,自分たちが発信した遊びを年中組も楽しんでくれる姿に喜びや価値を見出し,より意欲的に活動している年長組。異年齢でのよりよい関係が築かれていることを感じています。
Posted by 管理者 at 15時13分