中西別幼稚園ブログ

　自分たちで企画実行し，お父さん・お母さんに喜んでもらえたことで，充実感・満足感を存分に味わえた『収穫バザー』。　楽しかったこと，嬉しかったことを思い起こしながら，後片付け（店構えの解体作業）も，みんなの力で行っていました。収穫バザーの取り組みを通し，共通の目的に向かって協力し合う，やり遂げる気持ちを体感することができた子ども達。ここで得た力を，今後の園生活の中で存分に生かしていってほしいと思います。
　本日の全園集会『お話タイム』では，『声の大きさ（ものさし）』『声の質（澄んだ声・濁った声）』についての話がありました。場面に応じた声の出し方，澄んだ声と濁った声の違いを，例題に合わせて実践してみました。前回のお話タイム『「チクチク言葉」と「ふわふわ言葉」』に併せ，相手が心地よく感じる声質，聞き取りやすい声の大きさ，伝わりやすい対応について考え，意識していた子ども達です。

　緊急事態宣言解除後，待ちに待った『収穫バザー』を開催☆彡 この日を迎えるにあたり，年長組リードの下，お父さん・お母さんに来てもらえるためには，買ってもらうためには，喜んでもらえるためには…と，全園児一丸となって準備を行ってきました。
　農園へ足を運び，食べ頃の野菜・売れる野菜のチェック＆収穫，年長組は保護者に伝えるためのポスター作り，そして販売野菜を宣伝するための俳句を考案！ 全園児で店舗を彩る看板や装飾作りにと，それぞれの考えと力を合わせて取り組みました。緊急事態宣言の更なる延長，それに伴い収穫バザーも延期，野菜の旬が終わるという事態に対し，バザーに出す野菜が減ったのなら違うものを販売しよう!! と臨機応変に対応。野菜の代わりに，身近にある豊かな自然を生かした『草木染』のハンカチ・バンダナ作りに挑戦しました。初体験への感動はもちろん，自分が手掛けたハンカチ・バンダナを「お父さん，お母さん，喜んでくれるかな？ 買ってくれるかな？」と，より期待を膨らませることができました。
　そして，迎えた収穫バザー！ 年長児による開店アナウンスが流れると，声も高らかに「いらっしゃいませ〜！」とお客さん（保護者）の呼び込みを開始。 今年は，子ども達から出されたアイディアで，一人orペアで一店舗で各野菜を販売することになり，売るための戦略方法も各自で考えながら売り込みをしていました。年長組は，種類を見分け個数を数えたり，グラムを図ったりする難易度の高い野菜を担当。年少組は，袋詰め野菜や冷凍野菜の引換券を販売。全商品が売れるまで，美味しさアピールやお勧め調理法を伝えたり，お客さんの見えるところに商品を並べ替えたりなど，工夫を凝らす姿には驚感心させられました。
　お父さん・お母さんへ思いを込め作った草木染ハンカチ＆バンダナは，全園児で販売。その思いを汲みお子さんが手掛けた全作品を購入してくださったり，一つとして同じものはない作品を愛でてくださったりした保護者の皆様を見て，子ども達の喜びもひとしおでした。お店屋さんになり切りお父さん・お母さんとやり取りする楽しさと買ってもらえた喜びで，終わった時には何ともいえない達成感を味わってようです。
　収穫バザーの締めは，収穫野菜を使ったカレーでのランチタイム！ 前日まで降り続いた雨も上がり解放感あふれる戸外で，お父さん，お母さん，友達と一緒に食べたカレー🍛は，最高の味わいでした。子ども達のいい笑顔，充実した一日を与えてくださった保護者の皆様に，心より感謝申し上げます。後片付けのご協力まで，本当に有難うございました。

　２学期も，中西別中学校の先生方に出前授業でお世話になります。１学期には，運動会へ向け更なる意欲を高めるべく『体育』を，そして第２弾となる今回は外国語に触れ親しみをもとうと『英語』を体験させていただきました。
　出前授業では３年間お世話になっている先生で，年長児は顔や名前はもちろん，どんなことを教えてもらったかも覚えているほど親しみをもっています。年少児は，初体験にドキドキ，でもワクワク感の方が上回っていたようです。
　毎年，子ども達が引き込まれるような仕掛けをしてくださる英語の先生。もうすぐハロウィンということで，今年は魔女の帽子を被って登場してくれました☆彡
　まずは，英語で挨拶＆自己紹介！ 自分の番になると挙動不審になるほど緊張している子もいれば，堂々と日本語で自己紹介する子もいました（笑） 続いて，体をほぐす英語の歌遊び。今回は『ロンドン橋落ちた』を教えていただきました。♪ロンド ブリッジ フォーリン『ダウン』と歌詞に合わせて『しゃがむ』動作，橋役・橋を渡る役に分かれ，歌を歌いながら橋が『ダウン』しないうちに通り抜けるスリリングゲームを!　お化けを魔法ステックでキャッチするゲーム，モンスターの絵を切り抜き，そのモンスターの色・数を英語で言いながらベットに寝かしつけ，角の付いたカチューシャを身に付けると悪魔デビルに変身! デビル版氷鬼で助けを呼ぶ時にはヘルプミ―!! とハロウィンにちなんだゲームも楽しみました。
　出前授業の時間中は，８割が英語での声掛けなのですが，段々と聞き馴染んだり英語を発したりしていた子ども達。今年も，遊びながら楽しく沢山の英語に触れることができました。「次の時は，オオカミと羊のゲーム（昨年度の出前授業で実施）をお願いします!」と，リクエストor来年度の予約!?をする子の姿もありました。
　お忙しい中，出前授業を快く引き受けてくださった中西別中学校の先生に，心より感謝申し上げます。