2017年02月01日(水)
すくすく学級 「おとうさんもいっしょ!!」 [中央公民館からのお知らせ]
1月22日(日)特別企画「おとうさんもいっしょ!!」を実施しました。
この企画は、平日だとなかなか参加できない働くお母さんやお父さんも参加できるようにと2年前から実施し、今回で3回目になりました。
どんよりとした空。
午後からは、お天気が崩れる予報です。
きっと、「やっぱり、おうちでのんびり過ごしたいなぁ」という気持ちが心の片隅にあったことでしょう。
それでも、尾岱沼方面、西春別方面の方も含め総勢77名の親子が会場に集いました。
オープニングまでは、自由遊びです。
おままごとをしたり、すべり台やブロックで遊んだり、ダンボールで温泉ごっこや電車ごっこなど、思い思いに遊びを見つけて楽しみました。
会場に掲示された、これまでのすくすく学級の活動の様子や文集に目を通すお父さん達もいました。
さて、時間になりました。
まずは、あいさつからです。
この日の声掛けは、このメンバー。
元気に「おはようございます」のあいさつをしてくれました。
次に「おとうさんもいっしょ!! レッツ スタート!」の掛け声でいよいよスタートです。
最初の曲は「バナナのおやこ」と「あら どこだ」。
中央公民館の恒例となったTお兄さんのギター演奏で会場の空気も一気に明るくなりました。
お父さん達も、子どもの気分になって楽しそうに踊ってくれました。
次は、おはなしの時間です。
今回は、パネルシアター「おなべくん」でした。
おなべくんに具材を入れて、グツグツ煮こみます。
何ができるかな?
みそ汁とカレー、ラーメンが出来上がりました。
具材を見ただけで、どんな料理か言い当てた子もいましたよ。
次は、手遊びの時間。
「トントントントンひげじいさん」「いとまき」「むすんでひらいて」を楽しみました。
「トントントントンひげじいさん」は、のびてくっつくバージョンとアンパンマンバージョンも楽しみました。
両手を上に上げて、あやしげなポーズをしているお父さん。
実は、糸巻きになってもらい、音楽に合わせてクルクル回っているところです。
「で〜きた で〜き〜た〜」の後に、へびさん、うまさん、ひつじさん、さるさん、にわとりさん(子ども達の干支)に変身してもらいまいた。
何回も回されて、目が回りそうでしたね(笑)。
そして、またもや、奇妙なポーズをさせられているお父さん(笑)。
スタンドマイクのマイクとマイクスタンドを両手で握り締めて(むすんで)歌うロッカーのイメージです(笑)。
そう「むすんでひらいて」のロックバージョン♪
恥ずかしくてやってもらえないかなと思っていましたが、苦笑いを見せながらもマネしてくれたお父さんがいました。
ありがたいです。見せ場を作ってくれました。
Tお兄さんの軽快なギター演奏との相乗効果で、一気に子ども達の視線も集まりました。
ノリノリの子ども達もいましたよ。
ここで一度ブレイクタイム。
お父さん、お母さん向けに絵本『ママのスマホになりたい』を読みました。
この絵本の作者である「のぶみ」さんは、NHK「おかあさんといっしょ」の「よわむしモンスターズ」でもおなじみです。
最近では、“死”をテーマにした絵本『ママがおばけになっちゃた!』でも話題になりました。
この絵本のタイトルから、なんとなく話の展開が想像できると思いますが、いつもスマホばかり見ているママに、自分のことをちゃんと見てほしいと訴えるお話です。
「ママがスマホばっかりみてるから、ぼくはスマホになりたい」と……。
この絵本は、実際にシンガポールの小学1年生が書いた『ぼくは、スマートフォンになりたい』という作文が元になっています。
その作文には、両親ともに仕事で忙しくしている上に、仕事から帰って来るとスマホばかり見ていて、両親に自分の話を聞いてもらえないこと、遊んでもらえないことのさみしさが綴られています。
さて、皆さん、どんなことを感じたでしょうか。
今の時期だからこそ楽しめる親子一緒の時間、今の時期にしかできない親子のふれあいがあります。
子どもと一緒に過ごす時間の大切さを考えるきっかけになっていれば幸いです。
一息ついた後も、体をたっぷり動かして遊びました。
まずは、「アキレスケンタウルス体操」で準備運動です。
ギリシャ神話に登場するケンタウルスが空から舞い降りるイメージのこのポーズ。
お父さん、かっこいいです!!
ここから一転してコミカルな体操が始まります。
腕を回しても、やっぱりアキレス腱。
首を回しても、結局アキレス腱。
アキレス腱をいっぱい伸ばしました。
体がちょっと温まってきたところで、ふれあい遊びの時間です。
子どもを膝の上に乗せて上下左右に揺らします。
「うさぎとかめ」のリズムに乗せてみました。
お父さんやお母さんの膝の上は、子ども達にとって、とても安心な場所です。
一緒にふれあって遊んでいるだけですが、肌を通して愛情が伝わるのでしょうね。
次は、エレベーターごっこです。
「上にまいりま〜す」「下にまいりま〜す」と声を掛けながら、上下移動。
上ろうとしたら、途中でピンポーンと止まったり、エレベーターの故障で頭から急降下したり、いろいろなバリエーションを加えて楽しみました。
「キャッキャ」と喜ぶ子ども達の声があちこちから聞こえてきました。
会場いっぱいに、笑顔の花が咲いた時間でもありました。
次は、みんな寝転がっています。
「だ〜るまさんが〜 こ〜ろんだ〜♪」の掛け声で、またの上に乗せた子どもと一緒にころころ転がりました。
右にころ〜ん。左へころ〜ん。
最後は、あちこちにころころころ〜ん。
これらの体を使った遊びは、実は、体力がつく上に、バランス感覚を鍛えたり、親子の絆を深めることにもつながります。
体を動かす遊びは、まだまだ続きます。
ちょっと駆け足になりましたが、リズムに合わせてチューチュー(ねずみの鳴き声)鳴きながらジャンプする「ドン・チュー」、とにかく目が回った「くるくるヘリコプター」。
跳んだり回ったり、忙しい忙しい。
そろそろ、お父さんやお母さん達の「ハーハー」という息づかいが聞こえてきます。
子どもと遊ぶのは、体力勝負なのです。
そして、いよいよ最後の親子体操の時間になりました。
まずは、「おとうなこうえん」。
「おとなぶらんこ」「おとなてつぼう」「おとなメリーゴーランド」。
今は、どこの公園の遊具も雪の中にすっぽりと埋まってしまい遊ぶことができませんが、これなら遊具がなくても公園気分が楽しめます。
でも、大人はとてつもなく疲れるんですよね(苦笑)。
そして、いよいよクライマックス。
子ども達の大好きな「ちからわせて」、通称「ドドドドド」。
最後の力を振り絞って、「エビカニクス」を踊ります。
よそのお家のお母さんもいる中、「照れくさいな」「恥ずかしいな」と思うようなことにも、ただただ子ども達の喜ぶ顔が見たくて、終始チャレンジしてくれたお父さん達でした。
最後に、元気よく「さよなら」のあいさつ。
冬はどうしても体を動かす機会が減ってしまいます。
子ども達の中には、体を持て余していた子もいたことでしょう。
親子でたっぷりとふれあい、体を使って遊んだことで、ちょっとでもすっきりできたでしょうか。
お父さん、お母さんは、疲れが残っただけかもしれませんが(ちょっとハードだったかもしれませんね。反省……)、最後までおつきあいいただきありがとうございました!
お父さんが子どもと一緒に遊んでくれると、お母さんは心も体もとっても楽になります。
お母さんの心と体が楽になると、お母さんが笑顔でいられるようになります。
お母さんが笑顔でいると、子どももお父さんも幸せな気持ちになれますよね。
ぜひぜひ、お家でも子どもとたくさん遊んでくださいね!
ダイナミックな遊びは、お父さんが相手の方が子どもも断然喜びますからね。
Posted by tyuou at 14時51分