2017年03月06日(月)
すくすく学級 「つくってあそぼうダンボール迷路」 [中央公民館からのお知らせ]
2月20日、中央公民館学級今年度最後の体験学習を行いました。
「つくってあそぼうダンボール迷路」と題して、大集会室に大きな迷路を作って遊ぶという企画です。
材料と使う道具は、ダンボールと布テープ、カッターとはさみのみです。
一部分はこちらである程度形にしておきましたが、そこから先はお母さん達におまかせです。
設計図も何もない状態で、一体どんな迷路が出来上がるのか!?
初めての企画だったので正直不安もありました。
また、インフルエンザや胃腸炎などの流行もあり、それほど多くの参加者は見込めないかもという心配もありました。
ところが、次から次へと元気な親子が集まってきました。
そして、次から次へとお母さん達が作業に取り掛かります。
作業に励むお母さん達の表情は、いきいきと輝いています。
そして、迷路がどんどん形になっていきます。
始まる前に抱えていた不安はどこへやら。
どんな迷路になるのか、楽しみになってきました。
ダンボールを支えていたポールがなくなったところで、広げてつなげただけのダンボールをうまく立たせる工夫が必要になりました。
「箱型のダンボールを横に置いて補強するのはどうでしょう……」
ちょっと一言添えてみました。
すると……、
こんな感じで、道の内側にダンボールを置いて補強し始めたお母さん達。
実は私がイメージしていたのは、道の外側に箱を置いて補強するというもの。
一瞬うまく伝わらなかったのかなと思ったのですが、私の考えが浅はかだったことに気づくのには、そんなに時間がかかりませんでした。
内側にダンボールを置くことによって、箱が障害物となり一部狭い道ができることになります。
いわゆる難所ができた訳です。
さらに屋根までつきました。
さらに道をふさぐようにダンボールを置き、穴をくり抜けばトンネルになります。
こちらは、扉が二重についたトンネル。
二度扉を開けなければ向こう側にはたどり着きません。
他にも、遊び心で箱にボールを入れたり、ゲートを作ってみたり、子ども達がわくわくドキドキするような仕掛けがあちこちに散りばめられたのでした。
私のはるか上を行くお母さん達の柔軟な発想に感動さえ覚えました。
さらに、こちらでは別の作業が進んでいます。
大きなダンボールが並んでいますが、何が出来上がるのでしょう?
さらに進化して、こちらのダンボールハウスは横からも上からも顔が出せるようになっています。
子ども達もとっても喜んでいました。
そして、お母さん達の力を集結させて完成した迷路がこちら。
さぁ、出発!!
お絵かきしたものを殺風景なダンボールに貼ると、手作り感があふれます。
作って遊んで、あっとう間に終わりの時間になりました。
お母さん達が作業に専念できた陰には、子ども達と一緒に遊んでくれていた他のお母さん達やすくすくスタッフさんの存在もありました。
みんなで力を合わせて完成させたこのダンボール迷路とダンボールハウス。
本当に素晴らしいものになりました。
お母さん達の秘めたる力、「これからも何かに生かしたい!」「また何かに挑戦してみたい!」、そう思える体験学習になりました。
作って遊んで2時間足らず。
これで解体してしまうのはもったいないということで、週末までこの状態のまま開放することになりました。
この間、当日参加できなかった親子をはじめ遠くは西春別から、たくさんの親子や幼稚園児も遊びに来てくれました。
「こんな遊び場がいつもあったらいいのになぁ〜」、そんな声も聞こえてきました。
それだけ素晴らしいものができたということですね。
もし来年もやってみたら、もっとすごいものができそうな予感がします。
素晴らしい力を見せてくれたお母さん達、本当にありがとうございました!
今年度最後を締めくくるステキな体験学習になりました。
Posted by tyuou at 14時50分