2017年09月29日(金)
すくすく学級 消防署見学(特別企画) [中央公民館からのお知らせ]
9月25日(月)、特別企画として消防署見学を行いました。
消防署の見学を単独で行うのは、今回が初めてでした。
しかもバスでの移動はありません。
現地集合でしたが、3館合わせて30組の親子が集いました。
まず、子ども達の視界に飛び込んできたのは、砂利(笑)。
玄関前に敷きつめられた石ころで、早速遊びが始まりました。
消防車や救急車が目の前に見えているんですけどね。
どうやら今は、こちらの方がキラキラしているみたいです(笑)。
「どうして子どもって、石が好きなんだろうね……」
お母さん達が口々に言っていました。
きっと、お母さん達も子ども達と同じ頃、同じことをしていたはずですよ(笑)。
さて、まずは、庁舎内の見学から。
私たちの日々の生活の安全を見守ってくれている指令室をのぞいています。
119番の通報を受けると、通報者の住所、付近の地図が瞬時に表示されるそうです。
携帯電話からでも、ある程度の位置情報がわかるようになっています。
救急救命講習でも話されていましたが、通報を受けた時点で出動の準備が始まっているので、慌てずに質問されたことに答えることが、より的確な対処につながります。
次は、車両見学です。
すでに、レスキュー車や消防車、救急車が倉庫の外に並んでいました。
ところが、こちらも気になります(笑)。
玄関を出て、目の前に見えたのがこちら。
階段、坂、高いポール。
子ども達の好きなものばかりですね。
「こっちも楽しいけど、あっちはもっと楽しいよ〜!」
なんとか、子ども達の心を消防車たちに向けさせるお母さん。
気持ちを切り替えて、車両見学。
救急車、レスキュー車、消防車と緊急車両のはしごをしながら写真撮影タイム。
救急車のトンネル?
見学というよりも、スルリと通り抜けるのが楽しそうです。
消防車は不思議がいっぱい。
楽しくもあり、怖くもあり……。
こちらは、真剣そのもの。
左手のギアを入れるマネも完璧です。
こちらは、なりきり消防士。
お母さんに抱かれている小さなおともだち。
目の前の大きな赤い車は、どんな風に見えているのでしょうね。
おやおや、何かが始まりそうです。
瞬時にお母さん達のカメラがこの様子をとらえます(笑)。
特に中央公民館学級の親子にとっては、今回が初めての放水見学です。
勢いよく吹き出る水に親子で興奮状態。
消防士さんの防火服姿が、より臨場感を醸し出します。
もしかして、体験もできるのかな?
「やってみたい子は来てくださ〜い!」
「ヤッター!!」
こうして興味深げに楽しそうに体験できた子もいれば、親の思惑とは反対に、腰が引けたり、見るだけが精いっぱいだったり、泣いてしまう子もいました。
こんな表情も思い出のひとコマ。
一番信頼を寄せるお母さんに「大丈夫だよ」と言われても、怖いものは怖いんですよね。
でも、最後はお母さんに抱きしめてもらって安心安心。
こんな時もあったなぁと笑って思い出せる日が来ますよ。
さてさて、勢いよく吹き出た水がどうなったかといえば……。
大きな大きな水たまりに……。
子ども達の目が輝きます。
お母さんは、ちょっとヒヤヒヤ。
そして、結局……。
こうなっちゃいますよね。
最初は「入らないでね」と言っていたお母さんも、子ども達の勢いと楽しそうな表情に覚悟が決まります。
秋風が吹こうが、ちょっと肌寒かろうが、やっぱり子ども達は水遊びが大好きなんですね。
消防署見学のはずが、最後は水遊び……(苦笑)。
子ども達は忘れてしまっても、お母さんにとっては印象強く残る思い出になりそうですね。
そろそろおしまいの時間。
気持ちの切り替えも、だんだん上手になっています。
最後にみんなでレスキュー車をバックに記念撮影。
今回は、大きな救急車や消防車を見た子ども達が、どんな顔をするのかを見たくて参加したお母さんがほとんどだったのではないでしょうか。
笑顔もあれば泣き顔もあり、喜ぶ顔もあれば困った顔もあり。
「思っていた通り」「いや思っていたのとは違ったなぁ」、感じ方もそれぞれだったのでしょうね。
きっと来年は、また別の顔を見せてくれることでしょう。
ずぶ濡れになった子ども達を連れて帰るのも大変でしたね。
皆さん、お疲れさまでした。
そして、ご協力をいただいた別海消防署の皆さん、ありがとうございました。
Posted by tyuou at 13時01分