2018年02月07日(水)
すくすく学級 ふれあう喜び「キッズマッサージ講座」 [中央公民館からのお知らせ]
1月31日(水)、キッズマッサージ講座を行いました。
12月に中央0歳学級を対象に行ったベビーマッサージ講座に引き続き、講師はロイヤルセラピスト協会認定講師の磯田彩佳先生にお願いしました。
今回は、ベビー期を卒業した子でも簡単にできる、手と足のマッサージが中心です。
全学級を参加対象としましたが、予想をはるかに超える30組の申し込みがありました。
当日、諸事情で参加できなくなった親子もいましたが、最終的には、西・東公民館からの参加者も含め、26組57名の親子での講座になりました。
興味の高さ、そして、効果への期待の大きさを感じます。
「そろそろ始めたいと思います」の声掛けに、一人二人と自然に集まってきた子ども達。
そうですね。
まずはあいさつからいきましょう(笑)。
おにいさん、おねえさんにつられるように、1歳になったばかりの子も前に出てきました。
こうして見て覚えていくのですね。
今日は、歌や体操は後半で。
早速、キッズマッサージ講座を始めます。
前回のベビーマッサージの時と同様、まずはオイルのパッチテストの合間をみて、ふれあい遊びでウォーミンングアップをしました。
歌に合わせて、おなかをさすったり、こちょこちょしたり。
こちょこちょこちょ〜。
子ども達の笑い声が会場に響きます。
たけのこさ〜ん のびてきた♪
ニョキニョキニョキ〜(笑)。
クマさんがねんねして♪
はじめて聞く歌でも、上手にマネできていましたね。
さてさて、心もほぐれたところで、マッサージを開始しますが、いきなり始めてはいけません。
お母さんの両手はハートのポジションに。
深呼吸で気持ちを整え、「これからマッサージしてもいいですか」と、許可をもらいます。
「いいよ」と言える子もいれば、言葉にせずとも表情でOKサインを出す子も。
そして、もちろん「今はいやだよ」というサインを出す子もいます。
今回、モデルとなった先生のお子さまは「今はそんな気分じゃないの」というサインを出していたようです。
そんな時はムリしてやりません。
即座にモデルを人形に替え、先生自らお手本を示してくださいました。
他にも「今はいやだよ」という子がいました。
お母さんは「せっかく来たのに…」という思いになってしまいますが、潔く諦めることも肝心ですね。
見て聞いて覚えて帰ればいいのですから。
お互いの心の準備が整ったら、マッサージを開始します。
まずは、オイルを手に取り人肌に温めてから足のマッサージ。
こんな場面も。
気持ちのいいことは、人にもしてあげたい。
そんなやさしさが伝わってきますね。
指先をつまんでスッポン。
次は手のマッサージ。
お母さんの温かい眼差しが心地よさを倍増させます。
触れられているだけで、心が和んでいるようです。
両腕を広げて胸を開きます。
ゆったりと気持ちよく流れる時間。
普段の生活の中では、意識しないとなかなかできないことかもしれませんね。
最後は、頭から足の先までなでながら「これで終わりですよ」と伝えます。
受講されたお母さん達からは、以下のような感想をいただきました。
・オイルを使ったマッサージの仕方を知れて良かったです。
・手と足がメインのマッサージなので、いつでも気軽にできそうで良かったです。
・親子ともに楽しめました。ふれあうことで、さらに子どもがかわいく思えるようになりました。
・なかなか肌をふれあいながら過ごす時間がなかったので楽しかったです。また、自分の手もうるおうのがうれしかったです(笑)。
子どもが遊びに夢中でできなかったお母さんからも、
・家でトライしてみます。
・落ち着いた時間にやってみようと思いました。
などの声をいただきました。
マッサージは、肌と肌のふれあいです。
マッサージされる側だけではなく、マッサージする側も心が潤されるのはこの時期ならではなのかもしれません。
子ども達の喜ぶ顔を見て、そう感じた方も多いことでしょう。
この日学んだことを日々の生活の中で少しでも意識して取り入れてみることで、より深い親子の絆も築けそうですね。
講師の磯田先生が、この資格を取得したのは第一子の出産後。
母になって初めて気づくことがあったり、母親の苦労を実感することで人生観が変わったり、自分のやりたいことが見えてきたり、まだまだ自分の人生にも続きがあることを感じているお母さんも少なくないでしょう。
ただ、思いはあってもなかなか行動に移せないのが現実だったりします。
そんな中、家族の協力を得ながら、母としての新しい人生を切り開いている磯田先生。
まだまだ学びたいこと、取りたい資格があるのだそうですよ。
そんな話も、お母さん達にとって刺激的だったことでしょう。
また、受講したいという声もたくさんありました。
どうせなら、お母さん自身のマッサージもという声も(笑)。
これは誰もが思っていることでしょうね。
来年度も、何かの形でお母さんのためになる学びの場を提供したいと考えています。
楽しみにしていてくださいね。
2回に渡り講師を引き受けてくださった磯田先生、ありがとうございました。
講座終了後、せっかく足を運んでもらったので、子ども達といつもの歌や体操を楽しみました。
節分が近かったので、「おにのパンツ」を歌いました。
気分を出すために「おにのパンツ」はいてみようかな…。
かなりスケスケで、とても破れなさそうには見えませんが…(笑)。
オニのカツラに金棒を持てば、こんな中途半端でも子ども達にはオニにしか見えなかったようです(笑)。
泣いてしまう子もいました。
ごめんね。
ついでに豆まきならぬ、ボールまきをしました。
これからの毎日、何事もなく無事にとはならないでしょうが、振り返った時にみんなよく頑張ったねと言える一年になりますように。
締めくくりは、「ちからあわせて」と「エビカニクス」。
最後もしっかりあいさつ。
また今日も元気に集えた喜びをかみしめられる一日になりました。
Posted by tyuou at 16時22分