2017年10月16日(月)
☆別海中央小学校☆IoT百葉箱が設置されました [学校の教育目標を達成させる教育活動]
IoT(アイオーティー)とはInternet of Things=モノのインターネットを意味します。
昨今,パソコンやスマホだけでなく,家電や各種センサーといったモノをインターネットにつなぎ,様々な情報をやりとりする仕組みが広がっています。
IoT百葉箱は,温度や湿度を測る百葉箱をインターネットにつなぐことで,
例えば別海と沖縄の学校の温度差をリアルタイムで比較したり,
反対に本州の学校が北海道の気候を調べるために利用したりすることが可能になります。
これまでそれぞれの学校の中だけでしか利用できなかった気象データを,
全国の学校と共有し互いの学習に生かそうという取組みです。
中央小に設置されたIoT百葉箱は,24時間365日稼働しています。
既存の百葉箱内に設置した小型の気象センサーで,
気温,湿度,気圧のデータを5分毎に取得。
またグラウンド側の窓に設置されたカメラで,
空の様子(雲の動き)を10分おきに撮影しています。
計測したデータは全てクラウドに送られリアルタイムで確認が可能です。
IoT百葉箱 http://iot100.uchida.co.jp/ よりご覧になれます。
今後,理科や社会科の授業での利用はもちろんのこと,
情報を世界に”発信”する例として取り上げたり,
その際に配慮すべきことについて考えたりするなど,
情報活用や情報モラルの学習にも活用していく予定です。
これから厳しい冬がやってきます。
中央小は今の所,設置校の中で最北端,最東端の学校となります。
どのような気象データが観測されるか今から楽しみです。
*「IoT百葉箱®」は(株)内田洋行様のご協力のもと設置されました。
設置にあたり,傷んでいたドア部分を公務補さんに修繕していただきました。
中には通常の温度計と,防水・透湿袋に入ったセンサーが設置されています。(計測に影響が出るため触れないでください)
職員室の南向きの窓にカメラを設置しました。雲の様子を定点観測しています。
センサーで計測されたデータをこの装置で受信し,携帯電話ネットワークを通してクラウド上に送信しています。
Posted by 中央小学校 at 12時40分