2018年11月10日(土)
☆別海中央小学校☆11月月例公開研究会(研修部) [学校の教育課題の改善を図る研究・研修]
11月月例公開研究会が行われました。今回は5年生社会科「自動車づくりにはげむ人々」の単元で『自動車がどのように消費者のもとに届けられるのか』という問いを立て,何をもとに輸送手段を使い分けているか,輸送手段のメリットやデメリットなどを考えました。終末には,児童の具体的な発言からアウトカムを意識しながらキーワードを抽出し,抽象化したり,一般化したりしながら学びを深めました。とにかく元気一杯の5年生。各々の考えを自由に表現できる支持的風土が,確かな学びの基盤となっていることを参観者一同強く感じました。また,出てきた答えから更に学びを深める教師の問い返しが随所で活かされていました。
当日は北海道教育大学教職大学院旭川校教授水上丈実様にご来校頂き,新課程完全実施に向け『資質・能力を育てるカリキュラムマネジメント』と題し,ご講演頂きました。教職大学院からは,5名の院生もお越し下さいました。
また北海道教育庁根室教育局より高橋義務教育指導監ならびに児玉指導主事,別海町教育委員会より住吉指導主幹にもご来校頂き,貴重なご示唆やご指導・ご助言を頂きました。
更には合同初任者研修の一環として,上西春別小学校の先生方にもご来校頂きました。
子どもたちの育ちを感じつつ,また新たな課題に気付けるとても有意義な一日となりました。本研究会開催にあたり,遠方より足をお運び頂き,ご講演頂きました水上様,学校として更に高みを目指す契機となるご示唆を頂いた根室教育局や別海町教育委員会の方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
学校力に関する総合実践指定事業6年目の「日常授業改善の取組」も,BU講座を除き,公開研究会としては残すところ2月に行われる月例公開研究会のみとなりました。改めて目指すべき方向性を確認し,全教職員チームとしての学校の次なるステージを目指していけたらと思います。
Posted by 中央小学校 at 12時02分