2019年02月07日(木)
☆別海中央小学校☆4年生北方領土学習 [学校の教育目標を達成させる教育活動]
2月7日の「北方領土の日」に先立ち,昨日4年生が,社会科で北方領土について学びました。
島の名前や位置,択捉島の北にある国境線を地図帳やフラッシュ型教材で確認した後,現在の北方領土の自然や,生活の様子について写真で紹介しました。
別海町と同じように自然が豊かであることや,ロシアの人々の生活の様子について初めて知り,驚いていました。
中盤では,国境線と住んでいる人々の矛盾を明らかにするために簡単に歴史的な経緯を確認し,映画ジョバンニの島のダイジェストを鑑賞しました。
島を追われた経緯を知り,尾岱沼の道の駅にある「叫びの像」に込められた元島民の思いを想像しました。
一方で元島民2世と現島民が笑顔で交流を深めている写真も提示しました。これから先,北方領土が返ってきた時に仲良くできるようにしているとの意見がありました。
最後に自分たちと北方領土がつながる様々なチャンスについて紹介しました。
別海の中学生が首相官邸で意見を述べている様子には驚いていました。また先日のふゆとぴあで北方領土クイズ大会が,みんなに広く知ってもらうために行われていることがわかり,来年は参加したいとの声も聞かれました。
北方領土という地図の上の情報から,そこにまつわる様々な人々の思いや営みに触れることで,北方領土への関心が高まったことが事後のアンケートでも見えました。
別海で育つ小学生として,まずは「知る」ことが大切です。5年生でも北方領土に関わる学習があります。ぜひ,これからも興味をもって学んでいってほしいと願っています。
Posted by 中央小学校 at 15時36分