別海中央小学校 [北海道別海町]

12月6日（金）に12月拡大月例公開研究会が行われ，道内から多くの方々がご参観くださいました。また当日は，別海町中央地区の小中高連携交流会も兼ねており，別海中央中学校・別海高校の先生方も参加してくださいました。

12月拡大月例公開研究会では，3・4校時を全学級公開とし，校内の先生方も，お互いに授業参観ができるようにしています。そして，5校時は特設授業公開として，低・中・高・特支4ブロック各々で，事前に指導案検討を重ね，創り上げてきた授業を公開しました。

今回の公開研には，北海道教育大学教職大学院旭川校教授，水上丈実様，ならびに同校より藤川聡様にお越し頂き，それぞれ「これからの特別の教科道徳」についてと，「新課程に向けた評価の在り方」についてご講演頂きました。水上様には，当日公開した3本の道徳の授業をもとに，今後求められる道徳の方向性をご示唆頂きました。藤川様には，指導と評価の一体化，評価することの意味や根本概念等について教えて頂き，今後の評価の在り方を，改めて学ぶ機会となりました。また特別支援教育については，北海道教育庁根室教育局指導主事，米谷広美様にもご指導・ご助言を頂きました。遠方より，またお忙しい中，貴重なご指導・ご助言をありがとうございました。

本校の年間を通した大テーマに，「日常授業改善」があります。それらを，研修循環サイクルの中で，日常的に省察しながら，授業改善に努めてきました。（研修循環サイクルのもととなる「日常授業改善ワンペーパーチェックシート」は，以下にPDFで挙げておきます。）また，授業公開や研究会が過度に特別なものとならないように，日常的に授業を見合い，授業に対する見方を鍛える学校風土を醸成して参りました。当日も，年間900時間以上ある授業の中の1コマとして捉え，特別ではない，派手で華美なものではない，「いつもの授業」をご参観頂きました。

今後，学年末まで校外に向けた公開授業は行いませんが，今回頂いた宿題を解決すべく，残りの3ヶ月も授業研鑽に教職員一同努めて参ります。道内各地から多数のご参会，忌憚のないご批正に改めて心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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