北海道野付郡別海町 別海中央小学校のブログサイト

別海中央小学校 [北海道別海町]

2020年03月02日(月)

☆別海中央小学校☆6年生総合的な学習の時間 [学校の教育目標を達成させる教育活動]

2月吉日。『別海町の未来』という総合的な学習の時間の学習を行いました。3年生から5年生までの総合的な学習の時間に学んできたことや,各教科で身に付けてきた力を発揮しながら,それらを系統立てたり,横断的・総合的に課題の解決を目指します。6年生の探求・追究課題は『住みよい別海を目指す街づくりと,それに携わる人々』です。様々な視点から,自分たちの街を捉え直します。

「別海町は本当に,誰にとっても優しい町と言えるのか。」
「別海町の課題は,他市町の課題とは違うのか。」
「別海町のよさは,本当に本町にしかないよさなのか。」
「別海町に住む人は,本町の状態に満足しているのか。」
「別海町の未来は,どうなっていくことが望ましいのか。」

平成31年度から10年間(2019〜2028年度)の新たな街づくりの指針である「第7次別海町総合計画」が出されました。その10年後。彼らが20歳を過ぎ,社会の構成員となっている2030年を見据え,「第8次別海町総合計画」を立案しました。

別海町の課題を改めて捉え直し,どんなことを大切にしながら,街づくり推進に努めてきたか。また他市町には,優れた取組や先行実践はないか。10年前は,どのようなことに取り組んできたのか。2030年の未来は,どんな世の中になっているのか。それらを,環境・観光・産業振興・医療・建設・福祉・教育などの,子どもたちから出されたキーワードから,検討しました。更にESD(持続可能な社会づくり)の視点を踏まえ,「多様性・相互性・有限性・公平性・連携性・責任性」等についても,問い直し続け,プランの再構築を繰り返してきました。

2030年にも,別海町が大切に残していきたいもの。2030年には,別海町にも必要となる未来志向型思考。その双方を大切にしながら,それぞれの視点やキーワードをもとに,自分たちのプランを考えてきました。
そして出来上がったそれぞれのプラン。例えば…
・定住環境づくり・IOTやAIの活用
・新たな野菜の栽培(アルファルファ)
・労働者としての外国人の登用・終身型老人ホーム
・体験観光の推進・観光資源の創発

これらをどうにかして,発信したいと事前にお願いしていたアウトプットの場は,別海町議会。現役の議員さんたちを前に,議場でプレゼンを行いました。その後,3部屋に分かれての議員さんたちとの質疑応答や意見交換をさせて頂きました。何とも言えない,一生に一度あるかないかの貴重な体験をさせて頂きました。

今後彼らが未来において,主体的に社会に参画していく姿が目に浮かびます。自分たちの暮らす街を自分たちで考え,それらのアイディアを自分事として提案・提供していく。環境をはじめとする,自分以外の物事のせいにして,自分を省みず,自分では何もしていない。そんな大人になりたくない。大好きな街を,大好きなままでいたい。どこにいたって,誇れる街であり続けるために。彼らが描いた2030年の創造は,事前の予想を遥かに越えるものでした。

最後に町議会でのプレゼンテーション実施にあたり,お力添えくださった全ての方々に感謝・御礼申し上げます。ありがとうございました。いつか,彼らのプランの一部でも,第8次総合計画に組み込まれる可能性を夢見て。

ありがとう。6年生。
卒業を前にしたあなたたちがプレゼンする姿を,先生たちはとても誇らしく思いました。
ありがとう。本当にありがとう。

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Posted by 中央小学校 at 16時24分

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