別海中央小学校 [北海道別海町]

27日（金）に11月拡大月例公開研究会が行われ，管内はもとより道内から多くの方々がご参加下さいました。

本校の拡大研究会におきましては３・４校時を全学級公開とし，校内でも互いに参観できるようにしています。また，５校時は特設授業として，低・中・高・特支の４つのブロックが公開致しました。

今回も10月月例公開に引き続き，北海道教育庁根室教育局義務教育指導班主査　原　健一様に全授業をご参観して頂くとともに，「深い学びを具現化する授業改善の視点」について指導・御助言を頂きました。
深い学びの鍵として「見方・考え方」を働かせることが重要であること，授業のねらいを達成した子どもの姿を明確にし，適切に深い学びを考えていく必要があることなどを本日の公開授業と照らし合わせることを通して，より具体的にイメージすることができました。また，単元の指導計画の工夫改善のみならず，年間指導計画，系統的な授業づくりを行う大切さを改めて実感し，明日からの学校全体の授業改善につながる視点をたくさん学ばせて頂きました。
本日は御多用の折，御来校頂きありがとうございました。

今年度は学校課題をもとに作られた学校グランドデザインをもとに，研修テーマを設定するとともに，目指す子ども像や授業改善の視点を具体化し，何よりも「日常授業改善」を軸として研修を進めて参りました。当日も，日常の中の１コマをご参観頂きました。

どの学年においても，問いに対して既習や自己の経験を結びつけながら考えたり，学び合いの中で新たな視点を見出したり，自分自身や1時間の学びをじっくり振り返ったりするなど，学びを積み重ねた子どもの姿が見られました。

今回の月例公開は，また新たなスタートです。「たくましく，しなやかに学ぶ中央っ子の育成」を目指し，今回参会者の皆様から頂いた貴重なご意見も踏まえながら学校全体で省察し，これからもチーム中央小として組織的な日常授業改善に努めていきます。
道内各地から多数のご参会，忌憚のない批正に改めて心から感謝申し上げます。必ず子供達に還元して参ります。本当にありがとうございました。