別海中央小学校 [北海道別海町]

　この事業は北海道教育委員会が、児童の学力向上のため、経験と高い専門性、実践的指導力がある教員を学校に派遣し、授業や若手教員等の指導、授業づくりにかかわる支援などを行う事業で、本校でもこの事業を活用し、週に１度授業などを通し沢山の支援を頂いていました。
　今年度の本事業は今日が最終日でしたが、この１年間直接学校に来て頂いて、本校の実態に沿った授業内容を実実践してくださったり、放課後に若手教員に指導していただける貴重な経験をさせてくださり、教師力だけではなく、児童の学力向上にも貢献してくださいました。
　今年学んだ事をさらに発展させ、この地域により良い教育を提供できるように日々努力していきたいと思います。

　全国学力学習状況調査の結果からも、授業の最初の課題提示と明確化、終末のまとめと定着の時間の確保が大事だと本校ではとらえ全学級で実践しています。
　また児童が見通しを持つことも大事です。
　下の掲示は、児童に見通しをもたせる手立ての一つです。
　※５年２組の掲示より

☆別海中央小学校のブログは毎日更新しています。また緊急な連絡はじめ、１日に数回更新することあります。今後もご覧いただくようお願いします☆

　今日から廊下に「中央っ子のノート」コーナーができました。本校ではノート指導についての約束を定めています。教員の板書も約束を定めており、どの先生でも同じ方向性で指導しています。そうする事により、学年が上がり担任が変わった時などにもスムーズに指導が行える利点があります。
　「中央っ子のノート」では、半月に各学級から１人ずつノートのコピーを掲示します。毎回テーマを決めて内容にそったノートを掲示する事で、どのようにノートにまとめれば良いか、まとめ方のコツなどを校内全体に知らせ、自分の学びに生かすことができます。
　今回のテーマは「算数のノート」でした。問題や課題、まとめなどをはっきりさせる事で、予習するときにも一目でわかる自分の参考書となる内容のノートを掲示しました。担任の先生からはノートについてのコメントも入れています。
　今後は「振り返りの書き方」など様々なテーマを考えています。よい学習はよいノートづくりからです。中央っ子の学びの質が高まるよう、取組を進めていきます。