別海中央小学校 [北海道別海町]

　遠足を終えて子ども達が下校したあとは職員研修です。

　各学年で購入している漢字ドリルや計算ドリルの使い方について，JEES全国初等教育研究会 磯崎様を講師にお迎えし，１時間の研修を行いました。
　くりかえし漢字ドリル，くりかえし計算ドリルの各所に散りばめられた様々な工夫を知り，より効果的に授業や家庭学習の中で使う方法について学びました。

　漢字や計算といった基礎的な力を身につけるためには，毎日くりかえし練習を続けていくことが大事です。機械的な漢字練習，計算練習では，子ども達もそこに学ぶ価値を見出すことはできませんし，基礎的な力も身につきません。目的意識をもって使っていく必要性を感じました。

　また，毎日のドリルの効果的な活用によって積み上げられた学習習慣は，子ども達が自分で学ぶ力を伸ばすことにも繋がります。ドリルを使った学習は一見受身的な学習に感じられがちですが，効果的な使い方を知った子ども達が，自ら学び方を工夫し始めた事例を紹介いただきました。学び方の基礎が鍛えられてこそ，主体的な学びにつながることがわかりました。

　ドリルを使う意図を明確にもち，それを子ども達と共有しながら進めていくために，ドリルの様々な工夫を職員間で共有できたのは大きな成果でした。

　天候が心配されていましたが、子供達の思いが通じたのか、出発まで雨は降らず縦割り遠足が行われ、目的地の「憩いの森」と「ふれあいキャンプ場」を目指し予定通り出発しました。事故が起きないように、特に高学年が安全に気をくばっていたので、大きな事故も無く皆が無事に目的地に着きました。
　目的地に着いてからは、班の皆で遊びました。その後、お弁当を食べようとしたところでぽつぽつと雨が降ってきましたが、憩いの森ではバーベキュー場、キャンプ場では炊事場と、管理人さんが管理小屋と別室などを開放してくれたおかげで、そんなに雨に当たる事なくお弁当を食べる事ができました。
　雨が降りこれからの天候が心配されたので予定より20分ほど早く学校に戻る事にしました。帰り道は青空になり、子ども達は少し悔しそうにしていました。早めに学校に戻ったので班ごとで楽しい時間を過ごしました。
　沢山歩き、大いに遊び、疲れた様子でしたが、全員で手をつなぎ歩いたり、輪になってお弁当を食べたり、遊んだりした思い出はこれからの成長の糧になってくれる事と思います。今日はゆっくり休んで、また明日元気に登校して来て欲しいと思います。
　最後になりましたが、朝早くからのお弁当作りなど保護者の皆様にはたくさんのご協力をいただきました。ありがとうございました。

　食育の学習は、家庭科等の各教科や日常の給食指導を通して各学年で行われています。その中でも、学活の時間には、栄養教諭と協力した食育の時間を全学年で設けています。
　今日は、3学年の教室で「給食の時間をもっと楽しく」の学習を行いました。
　栄養教諭から給食センターの様子を動画で紹介した後に、給食の時間で楽しいことや困っていることについて話し合い、よりよい給食の時間について考えました。
　一人一人が、しっかり食べること、楽しんで食べること、苦手を克服すること、おいしく食べることのバランスをとって、お互いに思いやりをもって給食時間を過ごすためのめあてを考えていました。

　来月の運動会に向けて高学年が体育館で組体操の練習をしていました。
　本校での組体操は別海町が策定された「組体操のガイドライン」の中で実施し、安全第一で練習を行っています。
　普段の生活では中々使わない筋肉なども組体操では使うため、今の内から少しずつ慣れていき、運動会当は仲間同士意気の合った組体操を披露して欲しいと思います。

6年生が5年生の補助に入っています。

どこをどうすれば良いのか、手本も見せます

　別海町図書館の移動図書館車「はくちょう号」が来校しました。この「はくちょう号」は車内に沢山の本を載せて、毎月2回来校し、全校児童に図書の貸出を行ってくれています。
　今日は初めての利用になる1年生が、図書カードと借りた本を入れる袋を受け取り、「はくちょう号」の使い方などのレクチャーを受けていました。1回に何冊借りれるか、本の借り方、返し方など紙芝居を使いながら詳しく教えてくれました。
　その後はじめて「はくちょう号」で本を借りた1年生。沢山の本がありますが、ジャンル毎に分かれているので探しやすく、すぐに興味がある本と出会っていました。
　別海町図書館の職員の皆さん、今日はありがとうございました。これからも「はくちょう号」を楽しみにしています。