別海中央小学校 [北海道別海町]

27日に，「後期委員総会」が行われました。
現在，6年生から5年生へのバトンタッチの真っ只中です。
　
「後期委員総会」に先駆け，3月1日に行われる「6年生を送る会」に向けて，1〜4年生を相手に，縦割り班活動で進行役をつとめました。これまで6年生が行ってきてくれた活動を思い出し，後ろ姿を追い掛けました。ですが，実際のところは，遠い遠い6年生の背中…。戸惑いが隠せず，中々スイッチが入らない様子も見られましたが，日が近付くにつれ，次第に変わっていく眼光と，それに伴って変容していく行動や姿。

今回の委員総会では，取組や成果，課題等を発表する場ではなく，次年度以降に生かすため，各委員会の課題解決に向けた議論を3学年で行うことが目的でした。そのため，成果や課題を整理し，当日議論するテーマを吟味してきました。また，4年生のために，国語科の「活動報告しよう」を教科横断して取り組み，「後期委員総会」までに，4年生が当日の見通しと今年度の委員会の全容が把握できるように準備して，4年生に渡しました。

迎えた「後期委員総会」当日。不安でいっぱいでしたが，6年生は，かゆい所に手の届く，有難くちょうど良いサポートをしてくれました。また初めての委員会参戦で，やる気に満ち溢れた4年生の主体的な参画のお陰で，何とか無事終えることができました。見に来てくださった，多くの先生方から，4月当初に比べた5年生の変容振りに，たくさんお褒めの言葉を頂きました。

何より，「後期委員総会」を終えた5年生は口々に『楽しかった！』や『来年の前期委員総会では，こんな工夫をしてみたい。』や『出来なかったことや反省はいっぱいあったけど，今自分ができることは，全て出し切ることができた。』などの感想を述べていました。まだまだ課題はたくさんある。でも，確かに感じた手応えと，終わって終了ではない次への展望を手にした彼らのこれからが益々楽しみになった1日となりました。

先週から今週にかけて計５時間，６年生はｉＰａｄを用いたプログラミング学習を行いました。はじめてのｉＰａｄ，はじめてのプログラミングに少し不安もあったようですが，一人１台ずつ渡されると，あっという間に基本操作をマスターしていました。

最初の２時間は５年生算数「正多角形」の復習です。
プログラミング学習サイト「プログル」をつかって，正多角形の作図方法を考えながら，１時間目は正方形を，２時間目は正三角形から正３６０角形まで作図に挑戦。プログラミングの基本的な考え方をマスターしました。
プログラムを用いた作図方法を考える中で，正多角形の性質，内角の和と外角の関係，辺の数と外角一つの大きさが反比例の関係になっていることなど，これまでの算数の学習を生かすことができました。

３〜５時間目は６年生理科「電気とわたしたちのくらし」で，電気を効率的に使うための方法をプログラミングで実現させる課題にトライしました。
「ＭＥＳＨ」という様々なセンサータグ，それに連動するスイッチボックスと，これまでの学習で使ってきた豆電球やファンを動かす回路を組み合わせ，「必要な時に必要な分だけ」「自動的に」作動する装置を考えました。
班ごとに，ホワイトボード上に解決したい場面，解決方法，センサーの使い所など意見を出し合いながら，マグネットを使ってプログラムを考えていきます。ある程度見通しが立ったところで，いよいよｉＰａｄのアプリ上でプログラムを組んでいきます。自分たちのアイディアがプログラムを通して実際に動き出すたびに，拍手と歓声があがりました。
明るさや動きなど，複数のセンサーを組み合わせ自動化に徹したプログラムもあれば，プログラム自体は単純でも，総合的な学習の時間で学んだ福祉の視点を生かしたものもあり，学びのつながりから新たなアイディアを生み出していました。

世の中のたくさんの場面で，プログラムされた道具やシステムが動いています。でも，それらを作ったのは人間であり，世の中の課題や誰かのハードルを，すこしでも改善したいという思いが形になったものです。
今回の学習を通して，課題を解決していく過程や，自分たちの生活がどのように支えられているのか体験することで，世の中を見つめる新たな視点を獲得することができました。

今回の学習は，機材提供や授業中の支援など，校内外たくさんの皆様にサポートしていただきました。ありがとうございました。

社会の調べ学習でも活用しました

　はじめて5年生だけで企画、運営を行う「6年生を送る会」が明日行われます。写真は当日に6年生の入場時に奏でる器楽の練習風景です。
　卒業する6年生のために皆で考え、大休憩や昼休みも使って準備をしてきた5年生。6年生にとって思い出に深く残る素敵な会にして欲しいと思います。

　音楽集会が行われました。卒業生は音楽室で、在校生は体育館で、卒業式に歌う歌を練習をしました。在校生は今までの感謝の気持ちを込め、卒業生はこれまでの思いを込め、一生懸命歌っていました。
　卒業式まであと少し、歌声に思いを込め卒業式を飾ってほしいと思います。

　北海道教育委員会事業「英語deトライ」が本校で行われ，５年生が参加しました。

　体育館内に設定された「青果店」，「スーパーマーケット」，「ハンバーガーショップ」で，講師のＡＬＴや中学校の英語の先生，指導主事の皆さんと，様々なシチュエーションに応じた会話を楽しみました。

　Let's try English communication!!
　Let's enjoy English communication!!
　初めて接する講師の先生方を相手にしても，堂々とコミュニケーションをとる姿が見られ，英語が伝わることはもちろん，コミュニケーションの面白さや喜びが，子ども達の表情から伝わってきました。

　自分の言葉で考えを伝えたり，相手の思いを受け止めたりするコミュニケーションのスキルは，英語のみならず日常の様々な学習，生活場面を通して伸ばしていきます。

　たくさん読んだで賞の表彰が行われました。これで３学期に入り７名の中央っ子が表彰されました。
　これからも多くの本を読み、読書の楽しさを回りに伝えて、読書の輪を広げていってほしいと思います。