別海中央小学校 [北海道別海町]

　昨年度、生活委員会や有志の児童が続けていた朝のあいさつ運動。
　新年度が始まった始業式の朝から、新５年生が引き続き活動してくれていました。

　１週間経った今朝にはずいぶんと人数が増え、３年生も加わって、登校してくる友達や先生方に元気なあいさつをしてくれていました。
　一人で登校してくる１年生を見つけると駆け寄って校舎まで一緒に歩いてくれる子もいます。

　６年生が、教室で１年生のお世話に忙しくしている中、５年生を中心に、後輩たちが自分たちにできる活動を自主的に続けている姿がとても頼もしく見えます。

　今朝もたくさんの雪が降りました。

　卒業式まであとわずかです。

　体育館では５年生が卒業式で演奏する器楽の自主練習に励んでいました。

　玄関前では、雪降りの中、４年生を中心に朝のあいさつ運動や雪かきに取り組んでくれていました。

　６年生の教室のカウントダウンカレンダーは「あと３日」です。
　ふと見ると、５年生の教室にも「６年生になるまであと・・・」のカウントダウンカレンダーが掲示されていました。

　残り少ない日数ですが、学習や特別活動、毎日の生活にていねいに取り組み、学年のまとめや進級への準備をしています。

１日（金）に,６年生を送る会が行われました。

１年間,全校をあたたかく見守り,力強く引っ張ってくれた６年生。そんな憧れの６年生に精一杯の「ありがとう」を伝えたい。そんな思いでスタートしました。
入学式で１年生を優しくエスコートしてくれた６年生。この日は,１年生が６年生をエスコートして入場し,各学年の思いがこもった出し物を楽しみました。

１年生。「さんぽ」の替え歌で,１年間優しく接してくれて「ありがとう」の気持ちを伝えました。

２年生。１人１人の顔写真を用いながら,一人一文字ずつの言葉を繋いで,６年生との思い出を「忘れない」という思いを伝えました。

３年生。６年生の小学校生活の思い出や,先生の日常からクイズを出題し,歌「ありがとうの花」で感謝の気持ちを表しました。

４年生。「USA」の曲に合わせて,場を盛り上げながら６年生の良さや別れの寂しさを表現したり,学芸会で６年生が劇中で歌った曲をリコーダーで演奏したり,「グッデー・グッバイ」を歌ったりして,思いを伝えました。

そして,５年生。今までずっと６年生の背中を見てきました。この１年間は特に。いつでもどこでも,「全校のために」考える姿。動く姿。この時期になり,最高学年への責任を感じ始めたからこそ,６年生の姿は更に大きく感じていました。
そこで,支えてくれたことへの感謝,６年生が残してくれたものを守り続ける・その思いを受け継いでいく決意を,スライドや呼びかけ,「ありがとう」の合唱で伝えました。

全校企画では,１年間築きあげた縦割りの絆を改めて感じることができるようにと,「ひらめきクイズ」「新聞じゃんけん」を縦割りで行いました。また,１人1人に思いを込めたプレゼント（メッセージカード）を手渡しました。笑顔,そして思いがこみ上げ,涙する姿。６年生が創り上げてきた縦割りのあたたかな関係があったからこそのものです。

最後に,６年生からの歌声と呼びかけ。どの学年も６年生の歌声が大好きです。「大切なもの」「愛をこめて花束を」体育館に響き渡る素晴らしい歌声は,全校児童の心に響き,忘れられないプレゼントとなりました。


あと少しで卒業してしまう６年生。６年生と共に過ごせる時間を大切に,また,中央小学校に残してくれたものを５年生を中心に,在校生でもっともっと感じとっていきます。