2019年04月18日(木)
【上風連小】今日も心新たに挑戦しましょう! [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今朝は、薄っすらと靄がかかっているかな? という感じの空模様でしたが、天気予報では、今日も1日、よい天気になるようです。
■スクールバスで学校に到着しました。眠そうにしてバスから降りてくる子もいましたが、中には「校長先生、おはようございます!」と元気に挨拶をしてくれる子もいました。
■今朝は先生方と、「『授業のふり返り』をしっかりさせていきましょう。」
という確認をしました。その内容は以下です。
▼私が教諭時代に実践した「授業のふり返り」では、例えば、授業作文と称し、
「何を学んだか」
「何ができるようになったか」
「自分にとってこの授業はどんな価値があったか」
「その理由は」などを書いてもらいました。
その作文ができた子から、それを発表させました。何を書いていいのか分からない子の参考とさせるためです。
また、状況に応じては、「先生の今日の授業は、○点です。」と点数をつけさせたりもしました。もちろん、その理由も書かせました。
私が、一生懸命に考えた授業であっても、
「先生の今日の授業は50点です。なぜなら、何を学んだのか分からなかったからです。」とか、
「今日の授業は私にとって、価値がありませんでした。なぜなら、先生が一方的にまとめたからです」など、なかなか厳しいものもありました。
しかし、これらの厳しい学習者(子ども)の評価(本音)が、私自身の授業改善の大きな力となりました。
教育に限らず全てにおいての成功、発展の基本は、やはり、双方向の対話、本音を言い合えるコミュニケーションをつくることだと思います。
これが、一方的になった時、こちらがどんなに一生懸命に授業を考えたとしても、それは独善となり、描いた目標からかけ離れていきます。そうなれば、双方の信頼が途切れます。信頼のないところには教育の効果はありません。
▼子ども達の心の声をしっかり聞き、それを確かめながら授業をできる教師が、自らの授業改善を図り、子どもの無限の可能性引き出していきます。また、教師としての資質能力を具体的に向上させていきます。
▼「授業のふり返り」については、とりあえず、どんな方法でもかまいません。
ただ、少しずつ、まずは、自分なりに取り組んでいきましょう。そして、自分の行った授業に対する子どもの評価(本音)を受ける機会とし、子どもが歓喜する授業を目指しましょう。
Posted by 上風連小学校 at 10時09分
コメント