2019年05月24日(金)
【上風連小学校】暴力は絶対に「悪」! [[校長発]]
■今朝の上風連です。
雲一つない青い空が広がっています。
今日は、早朝から釧路に所用があり、子ども達を迎えることができませんでしたが、先生方に聞くと、子ども達は皆元気に登校してきたとのことで安心しました。
今朝も公務補さんが、早朝から花壇に水遣りをしてくれていました。
■以下、「いじめ」の定義などです。
▼文部科学省では、2017年1月に「いじめ防止基本方針」の改定案が発表されました。
その中では、「いじめ解消」の定義が見直されました。
「どうなればいじめがなくなったと判断するのか」という条件が定められました。
▼条件は以下の2点です。
(1)いじめが止まっている状態が継続(3カ月が目安)
(2)被害者が心身の苦痛を感じていないこと。
▼いじめを受けた子どもや保護者への面談による確認も必要となります。
「単に謝罪をもって安易に解消することはできない。」ということを示しています。
▼また、子どもによくありがちな「ふざけあい」もいじめ調査の対象となっています。
これまで、「いじめ」というと「叩かれたり蹴られたりする」「金品をたかられる」「なかまはずれ」「集団による無視」などが挙げられ、「ケンカは含まない」とされていましたが、ケンカやふざけあいであっても「いじめの有無」を調べます。
▼以上、これらは「学校だけが分かっていればよい」ということではなく、「保護者、そして、子ども」も知識として正しく認識し、そして、「いじめは絶対に起こしてはならない」「許してもならない」という認識を強く持つことが最も大事となります。
▼「知は力」です。
「知らない」ということは、「誤解」と余計な「憶測」を生みます。
そうならないためにも、事実と正しい知識を発信します。
■暴力は絶対悪
子ども同士のイザコザに対し、中には「それぐらいは良いのでは」と思う人もいるかもしれませんが、「たたく、ける」などの、暴力は、絶対にあってはならないものです。
特に、一番、警戒しなければならないのは、「少しぐらい」「それぐらい」という「軽い気持ち」です。
人のすべての問題行動は、この「軽い気持ち」「軽視」から始まります。
人と人を分断する原因になります。
相手を不安にさせること。
恐怖を与えること。
馬鹿にすること。
痛めつけることなどは、人間性を無くします。
▼正しい教育は、「豊かな心」を育てます。
相手を「尊重」する人間性を育てていきます。
Posted by 上風連小学校 at 19時29分
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