2019年05月31日(金)
【上風連小学校】「目的を共有していきましょう」 [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今日も新しい一日がスタートしました。
今朝の上風連は、湿っぽい空気が漂っていました。
いつもは聞かれない、たくさんの牛の鳴き声が聞こえていました。
■今日も未来で活躍する宝の子達が元気に登校してくれました。いつにも増して玄関に「おはようございます!」の元気な声が飛び交っていました。
■今朝の職員朝会でお話したことは、「目的の共有を保護者としていきましょう」ということです。要点のみお話し,後は校長通信を見てもらっています。
▼本校の共通理解項目に「目的の共有」があります。
私たちは、「子どもの人格の完成(子どもの幸福)」(教育基本法第1条)という目的を果たすために勤務しています。
この目的を共有してのみ、本務を果たすことができます。目的を忘れた協調は、形骸化します。
今年度に入って2ヶ月が経とうとしていますが、この「目的の共有」が強化されてきています。先生方、お一人お一人の真剣で誠実な連携の姿をみて感じます。頼もしくさえ思えます。
▼さて、次の段階は保護者との「目的の共有」です。
学校で起きた小さな子供同士の問題などは、「これぐらい」と思わず、すぐに伝えることが大事です。
保護者から「それぐらいのことで」と思われるのではないかと躊躇(ためら)うこともあると思いますが、その気持ちは払拭しなければなりません。
自身のなさは、保護者に「自分の育児が否定されているのではないか」「自分が疑われているのではないか」という恐怖感を与えてしまいます。
しかし、私たちに「子ども達の幸福のため」というぶれない強い信念と誠実さがあれば、必ず保護者に伝わります。
自分の子どもの幸せを考えない保護者はいないからです。
子どものことでの保護者と対話をする時、それは「保護者との目的(子どもの幸福)を共有」している時です。
目的の共有は、教師と保護者の学び合いであり、高め合いになります。
お互いに高まってこそ、子どもにとって幸福な環境ができます。
Posted by 上風連小学校 at 09時13分
コメント