2019年06月13日(木)
【上風連小学校】「共育」と「狂育」 [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今日も新しい一日がスタートしました。
今朝は、校庭の樹木が心地よい涼風に葉をさらさらと擦り合わせていました。
■今日も、未来で活躍する子ども達が元気に登校してくれました。
「おはようございます!!」の挨拶(あいさつ)は、これまでで一番元気があり、とても驚きました!
これは「あいさつ北海道一」いや、「日本一」かな? と思ったほどです。
とにかく挨拶のすばらしさには驚きました。
一人の児童が「家で飼っている馬が、子馬を産みました」と教えてくれました。
とても嬉しかったのでしょう。満面の笑顔でした。
■今朝の職員朝会でお話したことは、「教育には、『共育』と『狂育』がある」ということです。
要点のみお話し、後は校長通信で周知しています。
▼子ども達への毎日のご指導、ありがとうございます。
昨日は、子ども達の清掃活動の様子を見て回りましたが、子ども達は実に黙々と一生懸命に心でも込めているかのように掃除をしてくれていました。これも先生方お一人お一人の指導の賜物と思っております。ありがとうございます。
昨日、○○先生の子ども対応の報告を聞いた時、私は、「教育には『共育』と『狂育』がある」ということが頭を過ぎりました。
『共育』は、「教師(親)が子どもと関わる中で、教師(親)が子どもと共に成長していく教育」です。
『共育』には、「感動」「発見」「学び」「向上」「歓び」「希望」「充実」そして、「幸福」があります。
▼一方、『狂育』は、「子どもを教師(親)の思った通りにさせようとする傲慢な教育」です。
『狂育』には、「〜しないと○○させない」(脅迫)、「こんなこともできないのか」「こいつは、駄目だ」「お前は駄目なやつだ!」(侮辱・罵倒)という暴言があります。
更にそれがエスカレートすると、「しつけ」と称した、殴る蹴るといった「体罰」「虐待」があります。
それらは、「怒り」「憎悪」「不満」「不安」「苦しみ」「堕落」「後悔」そして、「不幸」な結果となります。
※「体罰の禁止」の「法定化」については、平成31年3
月19日関係閣僚会議決定の「児童虐待防止対策の抜本
的強化について」の「1 子どもの権利擁護」の項目に
明記されています。
▼○○先生の対応報告から感じたのは、もちろん『共育』です。
「先生方の子どもの成長を歓ぶ気持ち」というものは、声としてよく校長室に聞こえてきます。
これからも、特に学習においては、他人と比較することなく発達段階等を考慮し、その子どもなりの小さな一歩前進をしっかり捉え、『共育』をして頂きたいと思います。
これからもどうぞ、宜しくお願いします。
Posted by 上風連小学校 at 01時00分
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