2019年06月19日(水)
【上風連小学校】「新潟地震」 [[校長発]]
■みなさん、おはようございます。
新たな一日が、今日もスタートしました。
今朝の上風連は、樹木の葉の動きがないほどの静寂さの中で、鳥達の様々な鳴き声が青空に響き渡っていました。
■今日も未来の主役達が登校してくれました。
自然と「おはようございます!」と元気に挨拶する子、一生懸命に挨拶をしようと頑張る子、どの子も皆、偉いです。
挨拶をしようとする、その前向きな心自体が素晴らしいですね!
玄関の外では、晴れの日を利用して6年生が顕微鏡で葉と日光の関係を調べていました。
■今朝の職員朝会でお話したことは、以下の内容要点です。
後は、校長通信で周知しています。
▼昨夜、新潟で震度6強という大きな地震がありました。
中には家が崩壊し、住めなくなった人。けがをして病院に搬送された人。避難所での生活を余儀なくされる人が数多くいることと思います。
こうした、被災地の方々の困窮さを思うと、いたたまれない思いにかられます。
このような災害を目の当たりとして思うのは、「諸行無常」という言葉です。
現代的に訳すと、「私たちの今現在の便利な生活は、決して当たり前ではない」ということです。
○これまで作り上げてきたものが、崩壊する。
○これまでの生活ができなくなる。
という現実が、今回の地震でも思い知らされました。
しかも、ものの数秒で。
私たちは、これをしっかり認識することが大事だと思います。
人間が生きていくうえで大切なことは、
自分の心を開く「挨拶」
「有難う」という「感謝」
「よかった」という「感動・歓び」です。
▼これらは、「有る事が奇跡」だからこそ、大切にされています。
「有難い」の漢字は、「有」ることが「難」しいです。
だから、「有難う」です。
一日、一日、そして、一瞬、一瞬を大切に、そして、正しく生きなければならない意味がここにあります。
目標を立て、向上する意味もここにあります。
全ては、「あの時、こうしておけば」という後悔をしないためです。
一生懸命に誠実に、聡明に生きた人は、何があっても晴れ晴れとしています。
昨日の新潟の地震を是非子ども達との話題とし、あらためて、「挨拶」、「感謝」の意味を考え直す機会にして頂ければと思います。
Posted by 上風連小学校 at 11時11分
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