2021年01月28日(木)
うまれるって きせきだね 〜生と性の学習(5年生)〜 [5年生]
●うまれるって きせきだね
〜生と性の学習(5年生)〜
本日5時間目に、別海町の助産師さんが来校し、5年生が生と性の学習を行いました。
「これ…何だと思う?」
小さなハートの紙に、小さな穴。
その穴は、0.1ミリほど。
「これが、いのちのはじまりです。」
「へえー…。」
「ちっちゃい。」
卵子の大きさを眺めながら、感じたことをぽつりぽつりと話し始めました。
自分たちが、たまごからどんな風に育ってきたかを学んでいくうちに…
「うまれるって きせきなんだね。」
「自分だけががんばって うまれてきたわけじゃなくて、家族がいて、自分がいて…みんなの力があったからうまれてくることができたんだね。」
「感動した。」
…そんな声が飛び交いました。
「そう。いのちは、だれかが途絶えると今の形ではなくなるんだよ。出産をがんばることは、お母さんもがんばるけど、お腹の赤ちゃんも、それを助けるお医者さんや看護師さん・助産師さんも、みんなの力があって生まれてくるんだよ。」
助産師さんからの、優しい語りかけが、子どもたちの心にすーっと沁み込んでいく時間が流れました。
いのちの尊さを感じた、素敵な1時間となりました。
最後に…助産師さんから、
「今、思春期に入って、いろんなこと、めんどくさい。やだな…って思うかもしれないけど、今一度、今日感じたことを振り返ってほしいな。家族がいるから、今の自分があることを忘れないで。」
と、素敵なメッセージをいただきました。
授業が終わってからも様々な疑問が生まれたようで、放課後には早速保健室を訪れて、たくさん質問する子たちの姿が。
養護教諭からは、
「自分を大切にすると、まわりも大切にすることになるんだよ。」
と、伝えたそうです。
心も体も大きく変化していく多感な時期の子どもたちを、今後も温かく見守り、健やかな育ちを支えていけたらと思います。
本日は、ありがとうございました。
Posted by 上風連小学校 at 17時00分
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