上風連小学校 [北海道別海町]

　今日は、３・４年生の企画による遊びの集会が行われました。今回のゲームは「こうもりと蛾」というゲームで、決められた区域の中で、目隠しをした３人の鬼に捕まらないよう逃げるというルールです。
　鬼が目隠しをしているので、逃げるのは一見簡単なように思えますが、とても狭い区域の中で逃げなければいけないので、これが意外と難しいようです。子ども達は、「捕まったらどうしよう！」というスリル感を味わいながら、楽しんでいました。
　準備をしてくれた３・４年生のみなさん、ありがとうございました。

　今日は、収穫祭の日です。トマトやキュウリ、ブロッコリーなど、春から大切に育ててきた、さまざまな野菜を収穫し、それらを用いて調理を行いました。
　１班は、ナポリタンとバンバンジー、２班は、ポテトサラダとレタス包みのチャーハン、３班は、お好み焼きとシチュー、４班は、グラタンとホットケーキをそれぞれ作りました。
　どの班でも、１年生から６年生までが、協力し合って調理や会食の準備を進めている姿が見られ、たいへん立派でした。
　会食の前には、各班の代表児童が、メニューについての紹介を行いました。クイズなどを交えながら、聞いている人に楽しんでもらえるよう、どの班も工夫していました。
　メニュー紹介が終わった後は、みんなで「いただきます」の挨拶をしました。どの子もすごい勢いで食べ始め、たくさんテーブルに並んでいたごちそうも、あっという間になくなりました。「料理も楽しかったけど、やっぱり食べるのが一番楽しい！」なんて言っている子もいました。
　自分達で育てた野菜を使って、自分達で料理をして食べる。これ以上のごちそうはないでしょう。食べた後も、しっかりとみんなで協力し、後片付けをして終わりました。

　秋となり、いよいよ五月から育ててきた稲も大きな実をつけ、黄金色に色づいてきました。
　今日は、３時間目に１・２年生、４時間目に３〜６年生が、稲刈り作業を体験しました。
　今回も根室振興局農村振興課から「お米の先生」を招き、実演を織り交ぜながら稲刈りの仕方を教えていただきました。
　まず、はさみで稲の根元を切って稲を刈ります。刈った稲の束はひもで結びます。結んだ後、稲の束を２つに分けてひねり、はさみのような形にします。そしてそれを竿に干します。天日干しにして、余分な水分を落とすことで、お米に甘みが増すようです。これを「はさがけ」というそうです。
　はさがけをした後は、運ぶときに落としてしまった稲穂をみんなで拾いました。育てた米を一粒たりとも無駄にしないようにするためです。この作業を、ミレーの絵画でも有名な「落ち穂拾い」というそうです。
　色々な作業を体験でき、子ども達にとっても教職員にとっても、貴重な時間となりました。根室振興局の皆さん、ご指導ありがとうございました。