上風連小学校 [北海道別海町]

　10月18日に野付漁港の出前講座がありました。今回は，３・４年生を対象にして行っていただきました。
　前半は，ビデオを使って仕事の様子について説明していただいたり，質問に応えていただいたりしました。
　後半は，実際に鮭の裁割を行いました。鮭を目の当たりにした子どもたちは，「すご〜い！」「ウワー」など歓声をあげていました。はじめに，講師の方が鮭を三枚におろしてくれました。子どもたちは，ジッと見つめていました。次に，グループに分かれて子どもたちが裁割を行いました。少し危ない手つきでしたが，無事に切ることができました。
　最後に自分たちで切った鮭を袋に入れて持ち帰りました。みんな笑顔でした。
　野付漁協の皆様，講師をしていただいた漁師の皆様，本当にお世話になりました。

　今日は，学芸会でした。今年のスローガンは「みんなで開こう心の扉」です。子ども達一人一人が力を合わせ，観ている方の心を動かすような最高の学芸会にしようと，今日まで一生懸命練習に取り組んできました。
　劇，太鼓，歌に器楽，発表の内容はもちろんですが，それだけでなく，入退場時の姿勢や，発表中，鑑賞中の態度，各委員会の仕事の取り組む態度など，全てにおいて，子ども達が本気で良い学芸会にしようとしている姿勢が感じられました。子ども達の気持ちが，きっと観ている方の心にも届いたことでしょう。
　お忙しい中，本校にお越しいただいた保護者・地域・来賓の皆様，本日は，どうもありがとうございました。

　今日は，根室振興局農村振興課から「お米の先生」に来ていただき，手作業での，脱穀→もみすり→精米の仕方を教えていただきました。
　牛乳パック，すりこぎ，すり鉢など，身近にあるもので簡単に作業できるのですが，１時間の授業で１人あたりが精米できた量は，茶碗１杯分…さらに，私達が日頃食べているような真っ白いお米にはなりませんでした。
　手作業で茶碗１杯分を真っ白になるまで精米するのは，とても大変なのだということがわかりました。「これからは，今まで以上にお米を大切にしなきゃ…」とつぶやく子どももいました。
　なかなかできない貴重な体験に，子ども達は夢中になって作業していました。あっという間に４５分が過ぎてしまいました。ご指導いただいた根室振興局の皆さん，今日は，お忙しい中，本当にありがとうございました。