2019年07月03日(水)
【上風連小学校】学びの歓びは、社会性に直結していきます [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今日も新たな一日がスタートしました。
今朝の上風連は、雲間から太陽の光が眩しく照らしていました。
公務補さんが、朝早くから、プランタの花に水を上げてくれていました。
いつも有難うございます。
■今朝も未来の主役達が元気に登校してくれました。
どの子も、玄関に入るなり、「おはようございます!」と、気持ちのよい挨拶をしてくれていました。
低学年の子が「すいかとアイスだよ」と言ってお家で作ってきた、折り紙を見せてくれました。
何とも微笑ましいです。
■今朝の職員朝会では、「授業での子ども達の学びの歓び」は、必然的に「社会性に直結」するというお話をしました。
昨日、2つの学年の授業を参観いたしました。
どの子ども達も課題に対して、自分の考えをしっかりもち、意欲的に取組んでいました。
自分の考えをしっかり発表した子は、どの子もとてもいい笑顔と誇らかな表情で自分の席に戻っていました。
こうした「考え」→「発信」→「受容」→「賞賛」のある授業には、「歓び」があります。
そして、その歓びは、必ず「あいさつ」という社会性につながっていきます。
「あいさつ」は、「自分の心を開く」という意義がありますが、それは「自信の表れ」でもあります。
「学びの歓び」は、「自分に自信をもつ」ことと直結しています。
先生方の日々の頑張りで少しずつ「自信のもてる子」が着実に増えてきています。
今日も一日、学びの歓びのある授業を宜しくお願いします。
11時00分投稿 (上風連小学校)
2019年07月02日(火)
【上風連小学校】全校朝会〜言葉の力を信じる〜 [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今朝の上風連は、霧雨が降っていました。
久しぶりに路面が光っています。
■今日も未来に生きる子ども達が元気に登校してくれました。どの子もしっかり挨拶をしていました。礼儀も正しいです。感心します。
■全校朝会では、児童会から、7月の生活目標が発表されました。
生活目標は、「元気な声であいさつしよう。整理整頓しよう」です。
力強い声で、発表してくれました。
■学年発表は、「2年生」でした。図工の時間、一生懸命に作成した作品を紹介しました。
発表が終えるたびに、大きな拍手が鳴っていました。
■私(校長)からは、『ぼくたちはなぜ、学校に行くのか?』という本から内容をいくつか抜粋してパワーポイントを使ってお話しました。
▼この人を見たことがありますか?
☆(子ども達)見たことある・・・かな?
この人は、マララさんといいます。
マララさんは、銃で撃たれました。しかも頭を。
☆どうして?
犯人は、武装グループの大人たちです。
マララさんは、3日間、意識不明の重体となりました。
15歳の時です。でも、助かりました。
さて、「まららさんは、どうして銃で撃たれたのでしょうか?」
☆・・・・。
それは、学校へ行きたいと言ったからです。
☆なんで?
マララさんの故郷、パキスタンのスワートという町は、武装グループに支配されています。
かれらは、自分たちの利益のために女の子が学校へ行くことを禁止しています。
そして、「学校へ行きたい」と言ったマララさんは彼ら
によって、銃で頭を撃たれました。
マララさんは、世界には、私だけでなく大人によって苦しめられている子どもがたくさんいますと訴えます。
インドという国では、大勢のまずしい子どもたちが学校へ行かせてもらえず、小さいときから働かされています。
児童労働といいます。
アフリカのナイジェリアという国では、武装グループが教育はこどもに必要ない。と言って多くの学校をこわし、先生や生徒を殺しています。
アフガニスタンという国では、女の子は、おさない年齢で結婚させられ、学校へ行くかわりに家事をさせられています。児童婚といいます。世界に5100万にもいるそうです。日本の人口の半分。北海道の人口500万人の10倍です。
☆息を飲むような真剣な表情でモニターを見ています。
パキスタンの武装グループはなぜ、わたしを撃ったのでしょう。
それは、「学校へ行きたい」というわたしを黙らせるためです。
そうすれば、自分たちの思うままになると考えたのです。
しかし、それは成功しませんでした。
私を撃ったことで、世界中の人々が非難の声をあげました。
何年か前に、大きなニュースになりました。
学校へいきたいという私の夢もなくなりませんでした。
むしろ、「力や勇気」が生まれました。
マララさんは、強い人です。
そして、声をあげる大切さにあらためて気づかされたのです。
▼結局、自分のために人をコントロールすることなどできないということです。
いじめとか、気にくわない子を皆で何とかしようとしても、良いことなど起きないということですね。
それは、ほかの国も同じです。
世界にはまだ多くの不平等があります。
たくさんの子どもが、貧困、差別、不正、無学などに苦しんでいます。
だからこそ、一人ひとりがたちあがり、「声を出して」いかなければなりません。「声を出して」、世の中を変えていくべきなのです。
そのために必要なのは、まず、学校と教育です。
皆さんが毎日通っている学校、そして、毎日している勉強です。
わたしたちは、言葉によって「自分の気持ちを表せる」ようにしなければなりません。
それさえあれば、「私たちは言葉を使うことができる」ようになり、声をあげて世界をよりよいものにしていくことができるのです。
教育が、世界を変えるための解決策です。
明るく平和な未来。
私たちは、それを自分の言葉で創り出していかなければならないのです
武装グループは、私たちの言葉を恐れています。
わたしは、だまりません。
私たちは、「自分の言葉の力」を、「強さ」を信じましょう。
私たちの「言葉は、世界を変えられる」のです。
「言葉」が世界を変える。暴力ではなく、対話です。
「言葉」は、銃よりも強いということです。
▼「なぜ、ぼくたちは学校に行くのか」というタイトルでしたが、マララさんの言葉を聞いて、それは、「皆を幸せにするため」「皆を明るくするため」「皆を元気にするため」など、たくさん考えることができるでしょう。
そして、それをするには、勉強をして、話す力をつけることが大事ですね。
さて、皆さんにも、すぐにできることが3つあります。
1つは、「あいさつ」
2つは、「ありがとう!」という感謝。
3つは、「がんばろうね!」という励ましの言葉です。
マララさんが言うように、言葉には力があります。
その力を信じてこれからも頑張っていきましょう!
11時00分投稿 (上風連小学校)
2019年07月01日(月)
【上風連小学校】今日は授業参観です [[校長発]]
■皆さん、おはようございます。
今日から躍動の月、7月に入りました。
今朝の上風連は静寂さの中、小鳥達の声が響いていました。
■今日も未来の主役達が、元気に登校してくれました。
元気な挨拶に、「今日もがんばってね!」と子ども達に返しています。
■今日は、参観日があります。授業参観、学級懇談といろいろありますが、よろしくお願いします。
09時43分投稿 (上風連小学校)
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