上風連小学校 [北海道別海町]

　１年生にとっては、初の記録会となりましたが、落ち着いて一生懸命滑っていました。
　２年生も、昨年から飛躍的な成長を遂げていました。

　続いては３・４年生です。

　学年が上がるにつれて、スピードが出て、熱い戦いが繰り広げられました。
　
　

　
　抜いたり抜かれたり…

　「がんばれ〜！」
　「あと少し！」

　励ましの声が、あちこちから聞こえてきます。

　最後は、５・６年生。

　５年生も大健闘しました。

　６年生は、小学校生活最後の記録会となりました。
　けり出す一足一足が、卒業に向かっているように感じました。

　さらに、スピード感がでて、迫力のある滑りを見ることができました。

「これ…何だと思う？」
　小さなハートの紙に、小さな穴。
　その穴は、０．１ミリほど。
　「これが、いのちのはじまりです。」

　「へえー…。」
　「ちっちゃい。」
　卵子の大きさを眺めながら、感じたことをぽつりぽつりと話し始めました。

　自分たちが、たまごからどんな風に育ってきたかを学んでいくうちに…

　「うまれるって　きせきなんだね。」
　「自分だけががんばって　うまれてきたわけじゃなくて、家族がいて、自分がいて…みんなの力があったからうまれてくることができたんだね。」
　「感動した。」

　…そんな声が飛び交いました。

　「そう。いのちは、だれかが途絶えると今の形ではなくなるんだよ。出産をがんばることは、お母さんもがんばるけど、お腹の赤ちゃんも、それを助けるお医者さんや看護師さん・助産師さんも、みんなの力があって生まれてくるんだよ。」
　助産師さんからの、優しい語りかけが、子どもたちの心にすーっと沁み込んでいく時間が流れました。

　
　

　本日、別海町図書館の職員の方が来校され、３・４年生を対象に「学校訪問ブックトーク」が行われました。

　今回のテーマは「おに」

　節分が近く、３年生国語の教科書で「おにたのぼうし」を学習することから、授業への導入も兼ねたテーマとしてくださいました。

　もうちょっと続きが知りたいな…。と思うところで、
「続きは、ぜひ、自分で手に取って読んでみてください。」

　と、絶妙な本の世界への誘い方で、子たちの心をゆさぶっていました。

　世界の鬼の話も紹介していただき、日本の鬼のイメージとは少し違うということも、子どもたちは感じたようです。

　これからの国語の学習や、読書活動がより豊かなものになるよう願っています。本日は、ありがとうございました。