上風連小学校 [北海道別海町]

　文部科学省で取組を進めている「GIGAスクールネットワーク構想」ですが、別海町でも具体的な取組が、加速して進められています。

　「子どもの学びを保障」する視点から、「児童生徒一人一台端末の整備」ならびに「高速大容量の校内通信ネットワーク整備」は、完了に近づいてきました。

　

　一昨日、一人一台端末に備えて、ICTにかかわる研修を行いました。

　オーレンスの職員の方が２名来校され、実際に本校で使用するタブレットの操作方法などを教わりました。

　ハローフォックスコーナーが、２階の廊下にさりげなく設置されました。廊下を通るたびに、数が増えているので気になっていました。
　
　子どもたちに聞いてみると、どうやら道徳の授業で、「折り紙大使」である加瀬三郎さんのことを学習した時に、みんなで実際折ってみたのが始まりだそうです。

　加瀬さんは、世界中の子どもたちに折り紙の楽しさを伝える旅を続けてきた折り紙名人です。
　訪問した国は、４９か国、出会った子どもたちはおよそ５万人。

　加瀬さんの教える折り紙の中で、一番の人気は、このハローフォックスだそうです。
　わずか６回折るだけで、かわいらしく座るキツネが完成します。

　折り紙は、日本で生まれた紙の芸術。

　加瀬さんの折り紙には、世界中の子どもたちが、折り紙を通じてもっと仲良く笑顔になってほしいという願いが込められています。

　そんな素敵なエピソードを、このハローフォックスから知ることができました。
　今日も、ハローフォックスコーナーでは、新しい仲間が増えています。