2017年06月29日(木)
【中西別小学校】子どもの思考は、指先に現れる! [☆教職員の資質・能力の向上を図る研修]
本日、第6学年で研究授業を行いました。内容は、算数の「円の面積」です。授業は、円を習っている図形に換えて、面積を求め、その求め方から円の公式を導いていく内容でした。
次期学習指導要領でも重視されている「数学的な見方・考え方」が本時の学習で見ることができました。
それは、円を分解して習っている図形に換える時でした。
子ども達は、どんな図形にすれば面積が求めやすいか、円との関係がわかりやすいかを真剣に考えていました。
その思考が最も現れる場面が「部品を操作する時の指先」です。
子どもの指先を見ていると、どんな道筋で考え、何にこだわり、試行錯誤しているのか伝わってきます。
数学的な考え方が表出する最高の場面です。
第6学年の授業には、必ず話合い活動が位置付けられています。昨年、学級担任が別海町生き抜く力向上策定プロジェクト事業の一環で秋田県横手市を視察した時、どの学校でも「トリオ」という3人グループで話合い活動を行っていました。トリオで話し合う児童は、自分の考えを広げ、深めていました。
本日の公開授業でも6年生児童6名は、当たり前のようにトリオで話し合い、授業者のゆさぶりに刺激を受けながら円の面積を求める道筋を確かめていました。
Posted by 中西別小学校 at 16時15分
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