2017年11月15日(水)
【中西別小学校】「教室環境」という教育ツールがある! [校長室から]
本日は、4時間授業で給食を食べて子ども達は下校しました。町内の教職員は午後から別海町教育研究協議会が主催する教科等研究会に参加するため、それぞれの会場に向かいました。
子どもは慌ただしく下校し、教師も慌ただしく研修会場に移動します。
こんな時こそ、「リスクマネジメント」が大切です。
歓声を上げて下校する子どもに「落ち着いて下校するんだよ。そんな大声を上げながら歩いている時ほど、大けがするんだからね。」と職員室から声を掛けていました。
さすがです。危険予測能力の発揮し、子ども達に気付かせる手立てを講じている適切な指導です。
このように声掛けは子ども達に気付かせる手立ての1つですが、他には掲示物という方法もあります。
本校だけではありませんが、子ども達が学習する教室には、授業のヒントや授業の流れがわかる掲示物があります。
本ブログでは、そのような効果的な掲示物を紹介します。
関連のある授業で習ったことを掲示物にまとめ、子ども達が新しい問題に出会った時、掲示物をヒントに考えていきます。
この方法は、自分の力だけで問題を解いていく時に役立ちます。
本校では、第3学年から複式の授業が始まります。複式の授業では、単学級以上に自学自習が出来なければなりません。
そこで、第2学年では授業の展開を掲示し、子ども達が学習の流れを理解し、見通しをもって勉強できるように工夫しています。
最後に、既習事項(習ったこと)の定着を図る掲示物を紹介します。
左の写真は、1年生の教室の側面掲示です。授業で使う漢字カードは、すぐに目の届くところに置きます。
また、授業で使わなくなった漢字カードは、背面掲示板に貼っています。目的に合わせて効果的な教育ツールとして教室環境を活用しています。
このように児童の実態や教科等に応じた工夫が見られる教室環境で授業を受けることが、大切なんだと教室を訪問しながら感じる毎日です。
みなさん、ありがとうございます。
Posted by 中西別小学校 at 16時50分
トラックバック
トラックバックURL
http://b-school.jp/blog/pnakanis/tb.php?ID=1244
コメント