2018年01月25日(木)
【中西別小学校】養護教諭の専門性を生かした保健指導3 [授業の様子]
本日は、1年生の学級で2回目の保健指導が行われました。「体をきれいに〜よごれやすいところは?」をテーマに、正しい手洗いの仕方を覚える授業内容でした。
インフルエンザの感染が拡大するこの時期にタイムリーな授業でした。
まず、授業者が「外で遊んでいて、よごれやすいところはどこかな?」と子ども達に尋ねると、子ども達は「手」「頭」「足」など、元気よく手を上げて発表しました。
次に、排泄後のプライベートゾーンの汚れについて拭き方を尋ねたところ、全員、正しい拭き方をしてることがわかりました。これは家庭教育や幼児教育の段階できちんと指導されている証です。
続いて、体を正しく洗うことを意識させるために「手洗い」を取り上げました。授業者は、普段の手洗いを想起させ、順番を子ども達に考えさせました。
子ども達は、6人で相談しながら手洗いの順番を考えました。「水を使うのは、最初と最後だね。」「手の平から洗うよね。」など、自分の考えを持ち寄りながら話し合います。
最後に手順を全員で確認し、普段の洗い方で汚れが落ちているか確かめる実験をしました。子ども達は、特殊なクリームを手に塗って、そのクリームを洗い落とすことができているかブラックライトを照らして調べます。
6人中、一発で汚れを落とした子どもは4人でした。この実験は、普段の洗い方で汚れが残りやすい場所を確かめるものです。この授業をきっかけに手洗いを見直すことができれば素敵ですね。
手を洗い終えた子ども達は、全員、水道のハンドルや流し台についた泡を洗い流していました。次に使う人のことを考えた思いやり行動ですね。これも素晴らしい。
Posted by 中西別小学校 at 11時55分
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