2018年06月13日(水)
【中西別小学校】試行錯誤しながら、考えはつくられる! [授業の様子]
運動会後、楽しみにしていることがあります。それは、各教室で授業を見せていただく「ぶらり訪問」です。本校の子どもたちの様子を見ていて、「変わってきたなぁ」と感じることがたくさんありますが、本日は試行錯誤する姿を紹介します。
トップ画面に掲載した写真は、第4学年の理科「電気のはたらき」の1場面です。「もっともっと豆電球を明るくするにはどうすればよいか?」の課題で、子どもたちはつなぎ方や電池の数を工夫しています。「こうでもない」「あぁでもない」と、試行錯誤しながらもっとも明るくなるつなぎ方を考えていきます。
続いて、第2学年の生活科「めざせ!野菜作り名人」では、ミニトマトの栽培に挑戦しています。生活科の授業では、ミニトマトが育っていく様子を観察し、カードにまとめます。今日は、花を観察しました。ルーペを使って、花の形や中の様子を調べています。何度も花を見て、詳しく花の絵を描いていました。子どもたちは、対象(ミニトマト)と向き合う中で見付けた疑問や驚きを友達と共有しながら、根拠を考える過程の中で試行錯誤します。
最後に、算数の授業に取り組んでいた学年を紹介します。
まずは、第1学年です。今、1年生は「たしざん」を学習しています。本校の1年生は、問題場面を読み、答えを導く式を立て、計算するだけではありません。ブロックを使って問題場面を説明したり、立式して答えを求めたり、同じ式になる問題場面を考えさせたりするなど、様々な方法で問題にアプローチさせています。こうすることで、子どもたちは1つの問題を多面的に捉え、友達の考えを見て多角的に考えることができます。これも一つの試行錯誤のパターンです。
次に、第3学年の「大きな数の計算」の授業場面を紹介します。授業者は、ランダムの数字カードを子どもたちに引かせて数字を作り、筆算します。子どもたちは、どんな数字になるかワクワクして黒板を見ます。そして、出きた数字を使い、すぐさま計算します。暗算をしながら繰り上がりを確かめたり、繰り上がった数字を小さく書いたりしながら正確に計算できる方法を試行錯誤しながら探しています。
最後は、第5,6学年の授業の様子を紹介します。以前のブログでも紹介しましたが、高学年は複式学級なので、一斉で指導する内容を厳選し、教えています。その後、5,6年生とも学んだことを定着させる時間を設けます。子ども一人一人は、学んだことがしっかり活用できるよう問題と向き合い、解答します。集団思考ではありませんが、これも大切な試行錯誤の時間となります。よりよい解き方を、自力追究していくことも大切です。
Posted by 中西別小学校 at 11時28分
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