中西別小学校 [北海道別海町]

講義の様子

　昨年度のＰＴＡ活動の反省会議で、「次年度はスマホの研修会を行い、ＡＥＤ講習と隔年実施にしたらどうか」という声が上がりました。そこで、本日、ＫＤＤＩスマホ・ケータイ安全教室事務局の担当者の方に来校していただき、ＰＴＡ研修として、４年生以上の児童も参加し、ＫＤＤＩスマホ・ケータイ安全教室を開催しました。

大切なことがあるよ

　本教室では、実際にあった事故をモデルに作成したアニメを３つ見せていただきました。
　１つ目のアニメは「ゲームの課金」についてです。
　主人公はゲームに夢中になり、アイテムを購入するため、保護者に相談しないでアイテムを買い続けました。
　このアニメで気付いたことを子ども達が発表しました。
　・向きになって、課金してはいけない。
　・買っていいか、親に相談する。
　このアニメから学んだことは、次の３点です。
　○　スケジュールを立てる。
　○　やるべきことを優先し、余った時間でやりたいことをやる。
　○　保護者と一緒にルールをつくり、守る。

みんなで聞く

　２つ目のアニメは「写真の拡散」についてです。
　主人公は更衣室でふざけて友達の裸の写真を撮ってしましました。その写真が原因で喧嘩になり、その写真をＬＩＮＥに貼ってしまいました。別の友達がおもしろがって拡散してしまいました。
　このアニメで気付いたことを子ども達が発表しました。
　・悪い噂を流してはいけない。
　・ネットに書かなきゃよかった。
　・向きにならなきゃよかった。
　このアニメから学んだことは、次の３点です。
　○　一度流した情報は、消えることがない。
　○　軽い気持ちでも名誉毀損罪や児童ポルノ禁止法違反などの犯罪になる。
　○　相手が見えないから簡単に悪口を書いてしまうので、一歩立ち止まってよく考える。

便利だけど、怖いよ

　３つ目のアニメは「無料アプリ」についてです。
　主人公は友達に自分のスタンプを馬鹿にされたと勘違いして、最新スタンプが欲しくて、無料アプリをダウンロードしました。そのアプリを通して最新スタンプを入手する代わりに顔写真や住所など個人情報を提供してしまいました。その後、どんどん無理な依頼が届き、最後は脅迫内容のメッセージが届くようになりました。
　このアニメで気付いたことを子ども達が発表しました。
　・１回目はいいけど、やり過ぎはだめ。
　・やるなら１回にする。
　・住所とか聞かれたら親に相談する。
　このアニメから学んだことは、次の３点です。
　○　「無料」には騙されない。
　○　文字は伝わりにくい。
　○　相手の立場で考える。

気を付けよう

気にかけよう

配布されたパンフレット

　今回は、保護者の方が６名参加されました。スマホ・ケータイ電話を安心・安全にお使いいただくために私たちは、大切なことを教えていただきました。
　○　言葉では伝わるものも、文字では伝わりにくいことがある。
　○　スマホ・ケータイを使用する際、相手の立場を考えることが大切である。
　○　相手が書いた言葉を鵜呑みにしないで、想像力を働かせ、思いやりの気持ちをもって理解する。　
　ぜひ、本日、参加できなかった保護者の皆様もお子様から話を聞いて、今後の利用方法について家族で話し合ってみていただけますか。
　よろしくお願いいたします。こちらをクリックしてください。