中西別小学校 [北海道別海町]

明治43年に開設され、平成23年に国の史跡に指定を受けた旧奥行臼駅逓所は、廃止となる昭和5年まで別海（現在の本別海）・西別（現在の別海市街）・別当賀方面への分岐点にある駅逓所として旅人に利用され、開拓に欠かせない拠点の一つとして活躍したところです。

今日は３・４年生が、貴重な史跡「旧奥行臼駅逓所」を訪ね、別海町の歴史や昔の人の暮らしや苦労、知恵や文化に触れ、たくさんのことを学んできました。
令和元年５月１日に保存修理工事が完了し、一般公開が再開しましたばかり。幸運にもタイムリーでメモリアルな体験学習になりました。

昔のことをよく知っている学芸員の方や地域の方が先生となって協力してくださったおかげで、くわしいお話や説明をお聞きすることができました。
中西別の歴史にも詳しく、中西別小学校に防空壕があったことも教えてくださいました。

昔を物語る道具や建物の数々・・・。
柱に使われている昔のレールはドイツ製やベルギー製だったり、１００年前の新聞があったり、火鉢やお膳やランプや昔のお酒・・・知らなくてびっくりの連続です。

出発時は雨天でしたが、奇跡的に天気が回復し、存分に見たり聞いたり体験したりすることができました。楽しみにしていたトロッコにも乗ることができました。

見聞し広げた貴重な情報と発見、心が動いた数々のことを、これからの授業で活用しながら深めていきます。
協力してくださった関係者の皆様、ありがとうございました。