2020年06月23日(火)
【中西別小学校】災害時に生きる訓練 [学校行事]
令和2年度、1回目の避難訓練を実施しました。
今回は、火災を想定した訓練です。
火災は、地震と違い、非常警報が発動した時点では状況がよくわかっていません。今年度は、教職員で災害時を具体的に想像しながら問題点を洗い出し、計画を見直し訓練を計実施しました。
改善点は大きく三つです。
一つめは、非常ベルがなった時点で、職員室では火災状況を把握していないので、火災元と状況の確認に2名体制で向かいます。その間、担任や子どもたちには、ハンカチ準備の指示や現段階での情報提供を行います。
二つめは、火元と状況を確認し避難の判断をした場合の、避難と避難経路と避難場所の明確な指示です。地震と違って、避難経路と避難場所は、火元の場所により異なってきます。
正しい情報を正確に知ることが、命を守る行動に直結します。
三つめは、担任以外の教職員の役割分担です。今回は、実際に消防署への通報も練習しました。通報時に、何を、どのように伝えるか、教職員全員で共有することもしていきます。
子どもたちは、落ち着いてすばやく行動し、短時間で避難を終えることができました。
子どもたちにも、「正しい情報を全員が知ること」がとても大切であることと伝えました。
また、高学年には、避難経路をしっかり頭の中に入れておき、休み時間や放課後などに災害が起きた場合は、下の学年に声をかけ、安全に避難できることを期待していることも伝えました。
次は2学期に、地震を想定した訓練を行います。
Posted by 中西別小学校 at 15時51分
トラックバック
トラックバックURL
http://b-school.jp/blog/pnakanis/tb.php?ID=2132
コメント