2016年07月08日(金)
コミュニティースクール充実のために1 [☆中西別学校区コミュニティ・スクール]
■7月7日 第2回授業参観の全体懇談で、平成30年度において別海町の全中学校区でコミュニティースクール(以下、CS)が実施されることから、その推進を充実させるためにどうすればよいかということについてパワーポイントを使って説明しました。
その内容は以下です。
■今回の懇談会での題名は、「一人ひとりの子供に『生き抜く力』をつけるために」としました。
まず、CSとは、「地域住民が子どもに関する課題や目標を共有し、学校運営に参画する仕組み」のことです。学校と地域が力を合わせて子どもの成長を支援していきます。
■別海町では、H28年度 上春別中学校区、H29年度 町内3中学校区で試行。そして、H30年度には町内全ての中学校区で実施となります。
■しかし、ここで注意しなければならない点は次です。
「よりよくなろうとするベクトルを自分たちの考えで現場発信できるということ」
「学校のためにCSがあるのではなく、地域社会のためにCSがあるということ」
「基本の目的は、一人一人の自立であり、自分たちの地域社会の後継者の育成であるということ」「これが、形式的になっては失敗する。」
【H27年 地域とともにある学校づくりの推進に向けた制度等活用説明会〜コミュニティースクールの推進に向けて〜】
■保護者の皆さまも私達教師も共に願っていることは
「一人ひとりの子供を『自立』させること」です。
つまり、全ての子どもたちが、相手の人格を尊重して、協力し、どんな状況においてもそこから、価値を『考える』新たな道を切り開いていくことができるようすることです。
そのために、親と地域と教員が連携してコミュニティー・スクール制度というものを生かして、充実したものにしていくことが大切です。
■では、コミュニティースクールを実りのあるものにするためのキーワードは何か。といいますと、それは、「共に学び合う」「共に高め合う」つまり、「教育は、『共育』」ということです。
これをしっかり認識していくことが大前提となります。
■ここで、「学ぶ」という意味について確認します。
「学ぶ」という言葉を使った名言に次があります。
・「人間は何のために生きるのかーそれは学ぶためである」
・「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり」
・「学ぶことは、生きること」
・「生きることは、学ぶこと」
・「学は光」「無学は闇」
人間と動物の違いは、学ぶか学ばないかで決まります。「学び」は人間性を形成して行く上で必要不可欠なものです。
指導者に対する言葉には次の名言があります。
・「学ばざるもの 教えるべからず」
・「学ばざる者 教師にあるべからず」
教師も保護者の皆さんも育てる指導者であり、育成者です。これは戒めの言葉です。(続く)
Posted by 中西別小学校 at 14時49分
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