中西別小学校 [北海道別海町]

水泳の学習の最後として、各学年で着衣水泳を行いました。実際に川や海などに落ちてしまった場合を想定して、服を着たままでの学習です。「あせらず、落ち着いて、そばに浮いている物を利用して浮かび、救助を待つ。」ことを基本に、行いました。何も持たない場合、ペットボトルなどを使った場合、また、落ちた人を安全に引き上げる方法など、具体的な場面を想定して行いました。水を吸った衣類は思った以上に重たくなり、水の中でも動きが鈍くなることも体験でわかりました。

ビート板を抱えて浮く練習です。

落ちた人を引き上げる練習です。自分が引き込まれないようにしなければなりません。

学習を終えての感想を出し合いました。

　８月２５日（金）に見学旅行を実施しました。１年生〜５年生が参加し、厚岸町へ向かいました。厚岸町では、海事記念館で素晴らしいプラネタリウムを見たり、宇宙飛行士になって記念写真をとったり、実験や展示物を見ました。
　　水鳥観察館では、昼食の後、自然を観察したり、職員の方に楽しい工作を教えてもらい、世界に一つしかない自分の作品を仕上げました。
　　太田屯田開拓記念館は４・５年生が訪れ、開拓に入った屯田兵の方々の品々を見学し、当時の人々の壮絶な苦労を感じることが出来ました。
　　往復のバスの中では、５年生がとっても楽しいレクレーションを頑張ってくれたおかげで、バス酔いに悩まされる人もなく、見学旅行を有意義に終わることが出来ました。

５年生の楽しいバスレク。とても楽しかったです。

楽しい工作。自分のオリジナルの作品が仕上がりました。

開拓の人々が使っていた様々な品物をじっくりと見学しました。

今年度の記録会は９月１日（金）に実施しました。室温・水温ともに申し分なく、子どもたちはそれぞれの目標に向けて全力で泳ぎました。目標を達成できたガッツポーズも見られました。夏休み期間も一生懸命練習する姿が見られました。
　たくさんの父母の方々のご参観・応援をいただき、ありがとうございました。

セッコウを混ぜている様子。早くしないと固まってしまいます。

　ハナックを出発して、足寄動物化石博物館へ向かいます。バスの中は寝不足+遊びつかれでぐったりムード。ガイドさんの話も頭の中に入ってこない状態でした。
　足寄動物化石博物館へ到着。バスを降りるのもやっとの状態でしたが、博物館へ入ったとたん、子どもたちは水を得た魚のように元気になります。ここでは、化石のレプリカを作ります。活動することが与えられるととたんに元気になる子どもたち。まるで、サメとかマグロのような回遊魚のようです。

少しずつ少しずつ削っていきます。

　全員失敗もなく、見事に化石のレプリカを完成させました。セッコウが固まるときにほんのりと温かくなるのがちょっとした驚きだったようです。
　また、レプリカが完成するまでの間、博物館の中を見学したり、実際に化石を削らせてもらいました。ゴーグルをして、鉛筆のような機械を握り締め、一時の間化石発掘を体験することができました。

すごい根気と努力です。

「これだけを削り出すのに、2人がかりで6年かかったんだよ。」
　学芸員さんにその話を聞いて、みんなびっくり！化石を削り出すには途方もない時間と手間がかかるのですね。