中西別小学校 [北海道別海町]

　５月１７日に行った春の集会で植えたジャガイモも太陽の光を浴び、降雨にも恵まれ、すくすく育っています。
　子ども達は、休み時間に友達を誘って草取りや水やりなど、熱心にお世話をしています。
　本日は、朝の活動の時間を利用して縦割り班で草取りをしました。
　高学年が優しく低学年に草の種類や取り方を教えていました。異学年の交流を通して人とかかわることの大切さを学び、相手を思いやる気持ちをはぐくんでいます。
　ゴロゴロじゃがいも、大きくな〜れ！

　短い時間でしたが、友達と協力してこんなにたくさんの草を抜きました。
　秋の収穫が今から楽しみです。

　今週は、第１回目の研究授業週間でした。授業を公開していただいた先生、ありがとうございました。また、研究授業週間を企画した研修担当の先生、お疲れ様でした。
　授業を提供していただいた先生は、子どもの状態や特質、状況など様々な実態を踏まえながら学級経営や教科経営を展開されています。
　公開された授業は、１年間を通して行う学習の中の１時間でしたが、子どもにとって必要な支援や展開に応じた適切な指導の在り方を学ばせていただきました。
　授業を参観した先生方は、気になった観点ごとに気付いたことを付箋紙に書いて、考聴室のホワイトボードに貼りました。

　事後研では、提供された授業をきっかけに普段の授業や子どもへのかかわりを、各自が振り返るスタイルで行いました。
　２つのグループに分かれて、「自分なら・・・」をテーマにアイディアを出し合いました。

　グループ協議の後、気付かされたことや来週の授業から早速やってみたいことなどを交流しました。

計算の仕方を説明する児童

　本校の校内研修の特色の１つに「研究授業週間」があります。以前までは、授業を公開した日に事後研〜いわゆる授業に関する話し合い〜を行っていましたが、じっくり授業を振り返ったり、担当者が事後研の準備をしたりする時間を確保するために授業日と事後研を別日にしました。

　本日の授業公開は、算数のわり算でした。前の時間の復習をして、何十・何百のわり算を思い出した児童は、授業を見に来ている先生方に問題を出してもらいました。

「これは、手強いぞ〜。」

　４２００÷７、３００÷５、１６００÷４などの計算になる文章問題を次ぎ次ぎと解いていく児童。凄い！！！！

　結局、授業を参観した先生方から出された８つの問題を全て解いただけでなく、全問正解でした！
　最後に「４０÷２の式になる問題をつくりましょう。」という宿題をもらった児童は、ニコニコ笑顔でやる気に満ちていました。

　本日の全校遊びは、イベント委員会が企画した「警察と泥棒」を全校児童で楽しみました。
　昔は、異学年の児童が空き地や畑に集まり、虫を捕ったり、鬼ごっこをしたりするなど、集団で遊んでいました。
　しかし、いつの間にか子どもの遊びは孤立化し、友達と一緒に遊ぶことが苦手な子どもも増えてきたそうです。
　本校の児童会活動は、縦割班で活動する時間があります。全校児童４８名という少ない学校ですが、小規模のよさを活かした教育活動があります。その一つが全校遊びです。
　

　最初に高学年のイベント委員会のメンバーがルールや会場について説明しました。
　説明の中で先日、来校した教育大釧路校の大学生と一緒に遊んだ時の話をしていました。
　あの時の経験が子ども達の活動のヒントになっているようです。

　全校遊びを通して、子ども達は高学年の凄さを実感したり、本気で遊ぶことの楽しさを味わったりする中で、よりよい関係を築いていきます。

「捕まった〜。早く助けに来てくださ〜い。」

「待て〜〜〜。」