中西別小学校 [北海道別海町]

優しく声を掛ける

　国が示した新学習指導要領の解説特別活動編では、異学年での交流について次のように記載されています。
　
　

相手に微笑みかける

　異年齢集団が交流することによって、上学年の児童はリーダーとしての意識や下学年への思いやりの気持ちが高まり、リーダシップを発揮することできたり、自己有用感をもつことができたりするようになる。そして下学年の児童は上学年を補佐したり、憧れの気持ちをもったりすることにより、成長や学習への意識が高まることにつながる。


　

助け合いながらルールを説明する

　そのためにも、各活動・学校行事の特質や内容に応じて、上学年の児童が主体的に下学年の児童をリードする活動ができるような内容や時間確保の工夫が必要である。

盛り上げる！

　本校では、定期的に全校遊びの時間を休み時間に設け、異学年で活動することの楽しさやよさを子ども達が実感しています。
　この活動を通して、学年集団を越えた信頼関係や憧れが生まれてきます。
　これは、中西別小学校の素晴らしい教育活動の１つです。

相手に合わせる

相手を受け入れる

高学年らしくかかわる

視線を合わせる

集中！！！

　本日は、昨日の低学年に続いて高学年が全校なわとびチャレンジを行いました。
　さすが、高学年です。一定のリズムでテンポ良く３分間跳べる児童がいました。
　中でも６年生男子が本日、５０８回という記録を出しましたが、本人の目標は全道一なので悔しがっていました。
　目的を共有し、同じステージで道産子が競い合う本事業は、子どもの意欲を喚起し、目標をもって生活する子どもの育成につながります。
　来週も挑戦します。しっかり練習して目標達成を目指しましょう。

テンポ、テンポ

リズムを変えないで

いいよ、その調子！

目標を越える、自分を越える

　６月９日に１，２年生が広栄老人会の方々と植えたコスモスが大きく立派に育ちました。
　２年生の子ども達がお世話になった方々にお礼の手紙を書きました。
　どの子の手紙にも大きくなったコスモスへの喜びと、種の撒き方を教えていただいた方への感謝の気持で一杯でした。
　その一部を紹介します。
・コスモスの花を見るとたのしくなります。
・コスモスの花は、おかげでステキな花になりました。
・ぼくは、コスモスを見たら心がおちつきました。
・コスモスの花を見ると、たのしいきもちになりました。
・きれいなコスモスを見ていると、ほっとします。

全体でめあてを確認する

　本校では、別海町子ども会議の学校区決定を受けて、体力向上の取組として短なわとびに挑戦しています。
　○簡単な運動を通して運動に親しみ、体力の向上を図る。
　○協力し合いながら楽しく運動を行う態度を身に付ける。
　この２つのねらいを設定し、縦割りの機能を生かして取り組んでいます。
　本日は、１〜３年生の１回目を行いました。
　子ども達の真剣な姿をご覧願います。

「そ、その調子！」

「いいぞ、ガンバレ〜」

「２００回、いけるぞ〜」

「あわてない、あわてない｝

「問いの文かな〜」

　本日の教室ぶらり訪問では、思考と表現のつながりを切り取りました。
　１年生の授業を参観した時、ずいぶん真剣に先生の話を聞いているな〜と感心しました。
　その秘密（仕掛け）は、子ども達に問いの文か、答えの文かを考えさせる発問があって本文を提示したからです。
　何に着目し、何を考えるか教師がしっかり視点をつくって授業すれば、子どもの意識は集中します。

「気になる〜」

「こうかな〜」

「あっ、そうかー」

　続いて、２年生の授業を参観した時、国語の課題解決の見通しをもたせてから、近くの子ども同士で話合い活動をさせました。
　この仕掛けも明確でした。見通し（考えを作る）をもてば、話したくなる・聞きたくなるものです。素晴らしい！

「どう思う？」

「あれはさぁー」

「こう書いてあるよ」

「こう思うんだ」

１回で食べきれるかなぁ〜

　秋晴れの下、全校児童が参加し、縦割り班で芋掘りを行いました。今年は、施設管理の関係で昨年まで使っていた畑が使えなくなり、急遽、保護者の力を借りて、体育館の裏に新しい畑を作りました。
　新しい畑で生育も心配しましたが、６年生の献身的な草取りや休み時間の水やりなど、子ども達がしっかりお世話したおかげで、大豊作となりました。
　今から１４日に行う「秋の集会〜収穫祭」が楽しみですね。

ここにもあるよ！

つながってる〜

大き芋がたくさんあるね

これで運べば、はやいよ

１班の皆さん、はいポーズ！

２班の皆さん、はいポーズ！

３班の皆さん、はいポーズ！

４班の皆さん、はいポーズ！

　全校で収穫を楽しんだ後、これで終わらないところが本校の素晴らしさです。
　芋を掘り終えた畑の片付けと、収穫した芋の保管など・・・高学年がしっかり最後まで取り組みます。児童会活動は、このような高学年の児童の自覚と責任感で支えられています。高学年の皆さん、ありがとうございました。

最後まで働く！

次の活動を考えて動く！

お客さんがいても集中する

　本日、根室教育局長をはじめ、次長、教育支援課長の３名と同行者の町教委指導主幹にご来校いただき、学校経営等についてご指導をいただきました。
　局長からは「教師の授業に向かう姿勢が素晴らしい」と声を掛けていただきました。また、次長からは「教室環境がきちんと整理できていますね。素晴らしい」と声を掛けていただきました。最後に課長からは「授業のめあてやまとめが明確で、子ども達も落ち着いて授業に向かっています」と、授業改善に取り組んできた成果を認めていただきました。
　本日は、お忙しい中、ありがとうございました。
　

目で聞く

自分と向き合う

さらに集中する

考えを伝える

全員が向かう

いつもの「トリオ」

友達を認める目

　本日の全校朝会では、先週まで開催していた「夏休み作品展」で入賞した児童の表彰と３，４年生の発表を行いました。

　まず、はじめに作品展の表彰を行いました。表彰は校長先生が選んだ校長賞と学級担任が選んだ金賞の２種類です。
　どの子の作品も素晴らしかったのですが、取組の様子や考え方などで選ばれたようです。また、表彰される時の呼名に対する返事が素晴らしかったです。堂々と返事ができる子は、立派です。

金賞の受賞者

校長賞の受賞者

３，４年生の発表

　次に３，４年生の発表がありました。内容は「おすすめの本」でした。子ども達が以前に読んだ本でおもしろかったものや友達に紹介したいものを選び、全校児童に紹介しました。子ども達は、興味をもったところや紹介したいところを整理して発表できていました。

真剣に原稿を読む

つなぎながら読む

確かめながら読む

よく聞く子

　この発表を見ていて感じたことは、聞く子どもの態度です。しっかり発表している児童の方を見て、うなずいて話を聞く子もいました。「よい学び合いは、よき聞き手を育てること」という先輩の教えを思い出しました。