2017年09月13日(水)
【中西別小学校】地域の教育力で学校は変わる! [教育活動ほか]
学校教育は、教職員だけで行うものではない。この大切さを改めて考えさせられた1日でした。
本校は、別海町のコミュニティ・スクール指定学校区の1つとして4月からコミュニティ・スクール推進委員のメンバーと熟議してきました。
従前も取り組んでいた地域人材の活用は、コミュニティ・スクールになっても行う取組の一つです。
しかし、従前と違うところが1つあります。それは、「こんな教育活動を行いたい」という学校経営方針を伝え、地域のネットワークを通して、人材を探していくことです。
学校の職員が探すのでなく、地域の方から地域の方へ話が広がり、紹介していただくシステムを構築することがコミュニティ・スクールのねらいです。
それでは、本日、教育活動にご協力いただいた地域の方々を紹介します。
まずは、元プロボクサーのお父さん(左側)と少年団の打合せ来校していたお父さん(右側)です。
二人のおとうさんは本校で取り組んでいるなわとびチャレンジに来ていただき、昔、トレーニングでやっていた駆け足跳びを披露していただきました。また、もう一人のお父さんにも得意の二重跳びを披露していただきました。
二人の軽快に飛び続ける姿に感動しました。
二人のお父さん、ありがとうございました。
次に、トラクターをテーマに写生会をしたいという3・4年生のリクエストに応えていただき、保護者の方にトラクターを貸していただきました。
2番草の忙しい時期にありがとうございました。
最後は、読み聞かせです。1学期は教職員が担当していましたが、2学期からは保護者の方に協力していただいています。本日の絵本は息子さんがお家で選んだ本で、秋の読み聞かせにはピッタリのお話でした。読み聞かせをしていただいたお母さん、ありがとうございました。
18時35分投稿 (中西別小学校)
2017年09月12日(火)
【中西別小学校】顔で歌おう!〜全校合唱の取組〜 [教育活動ほか]
本校は、48名の小規模校です。しかし、いつも全校合唱の練習が体育館で始まると、「おや?この声の大きさは!すごい、素晴らしい!」と心を弾ませて、いつも体育館に足を運びます。
体育館の扉を開けると、まず、ハツラツとした表情で指導されているベテラン教師の姿が目に飛び込んできます。
次に、ステージ側に回り込み、子ども達を見ると、生き生きと歌い上げている児童の顔、顔、顔。
この全校合唱は、中西別小学校の宝物です。
様々なステージ、多くの方々に聴いていただきましょう。
17時38分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】全校なわとびチャレンジ(1〜3年)2回目、自分を超えろ! [教育活動ほか]
先週に引き続き、本日、2回目のなわとびチャレンジがありました。子ども達は、自分の記録を1回でも超えられるよう、集中して跳び続けました。
今日の記録は、300回を超えた子が5名で、なんと1位の子は、442回でした。
3分間で442回跳んだということは、1秒間に2.5回跳んだことになります。なかなか素晴らしい記録でした。
これからも体育の時間や休み時間に挑戦していきましょう。
14時05分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】全ての教育活動を通して読書の充実を図る! [教育活動ほか]
昨日の全校朝会で家庭科に詳しい先生が「豆」の話をしました。表彰式もあり、短い時間の中で話し手は子ども達を引きつけ、
「世界で豆類は何種くらいあると思う」
「そのうち、食べられる豆は何種だと思う」
「その食用豆の中で一番多い種類は?」
「豆の栄養素は?」などなど
次々と豆に関する情報を提供しました。
そして、最後に給食の残食で最も多いメニューが豆料理であること、豆の情報満載の本を図書館に展示することを付け加え、食育と読書につなげました。
素晴らしいプレゼンテーションでした。
09時20分投稿 (中西別小学校)
2017年09月11日(月)
【中西別小学校】第1学年の授業で気付いたこと [校長室から]
本日、第1学年で研究授業を行いました。担任の先生、大変お疲れ様でした。事前の指導案検討では、「測定領域における単元を貫く数学的活動」や「数量感覚を身に付ける意図的な教具」などなど、校長の話も多岐にわたり、授業者を混乱させた感がありました。反省しております。
しかし、本日、授業を見て「コロンブスの卵」で申し訳ありませんが、気付いたことを書かせていただきます。
教育現場で使われる言葉に「経験」と「体験」があります。経験は、行為によって得た知識や技能なども指します。体験は、自分が身をもって感じるところに重点があり、行為の内容よりも、印象的な事柄について用いることが多いそうです。
このような考え方からこれからの教科指導においては「経験>体験」でなければならないと考えます。
従前は、日常生活で様々な体験ができる環境がありましたが、現代社会においては、その体験も限られてきます。そこで、学校教育の中で経験させる場面を意図的に設定する必要があると考えました。
中西の子の強みは、中西別幼稚園の「ワクワクジャングル」です。中西別幼稚園で体験している活動の中に「意図的な教具」を入れておくことで、小学校入学後の学習の基盤となる経験に変えていくことができます。はじめは印象であっても知識に変える、それが教育です。
1年生の生活科の単元「なつとあそぼう」では、幼稚園のワクワクジャングルで体験した水遊びを発展させ、比べたり、分けたりする活動を十分させます。
<3つの指導のポイント>
算数の授業では目的のある数学的活動を通して、「比べる」学習を展開していくことが大切です。
○子どもが気になるような場面の設定:最初に扱った容器で、根拠をもって比較させる。
○既習事項を生かせる場面の設定:長さの比べ方や前時の方法を想起して比較させる。
○調べたい気持ちを喚起する場面の設定:基準の単位のよさが実感できるように比較させる。
このように、1時間の授業を通して多くのことを考えることができる、私はそれだけでも授業研究の意味があると考えています。
しかし、本校の素晴らしさは、これだけではありません。
授業公開を終えた1年生の担任と研修担当の先生が1年生の教室で授業を振り返っていました。
また、今週の木曜日に授業公開を行う2年生の担任が教頭に授業の相談をしていました。
当たり前のことかもしれませんが、なかなかできません。
1時間1時間の授業に責任をもち、よりよい時間を目指して努力する教師。学校経営の基盤が今日もまた、厚みを増しました。本校で働く職員に感謝します。
16時59分投稿 (中西別小学校)
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