2017年10月25日(水)
【中西別小学校】夢中になって活動する子ども〜クラブ活動の魅力〜 [教育活動ほか]
クラブ活動の目標は、次の4つのキーセンテンスがある。
・異年齢の児童同士の協力
・共通の興味・関心を追求する集団活動の計画
・自主的、実践的に取り組むこと
・個性の伸長
本校のクラブ活動も4つの内容に分かれて教員の指導のもと、児童の個性の伸長を図りながら「行動の仕方を身に付ける」「話し合いながら合意形成や意思決定を行う」「自己の生き方について考えを深める」という資質・能力の育成に努めています。
しかし、目標をもって真剣に追求する子どもは、本当に生き生きしています。
このブログでは、子ども達の姿を見ていただきます。
15時26分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】学習指導シリーズ 外国語を身近に感じよう〜小学校の外国語に関する授業はこう変わる〜 [校長室から]
様々な報道で平成32年度から小学校における外国語に関する授業が変わることはご存じかと思います。
では、何が変わるか?大きくは2つ、授業の時間数と内容が変わります。
まず、時間数については、現在、5,6年生で年間35時間行っていますが、平成32年度からは70時間(なんと2倍)になります。また、現在、外国語に関する授業を行っていない3,4年生では外国語活動(年間35時間)が新たに始まります。
次に、内容については、話す・聞くという体験的なコミュニケーション活動が中心でしたが、高学年では「聞く」「話す(やり取り・発表)」に加えて「読む」「書く」という活動が入ってきます。また、中学年では「聞く」「話す(やり取り・発表)」を中心に行います。
そこで、第5学年の外国語活動の工夫を紹介します。
5年生の教室に入ったことのある保護者や地域の方々は、ご覧になったかと思いますが、5年生の教室には日常的に使ってほしい言葉(月や曜日など)を英語表記で掲示してあります。
日直は、この掲示を使って朝の会で月や曜日を英語で紹介する場面もありました。
次に、授業では英語を話したり聞かせたりするだけではなく、平成32年度に内容が変わることを見据えて、黒板に英文を書いて説明しています。
このように学級担任は、次のことを考えて出来ることから取り組んでいます。
最後に、子ども達にたくさんの英語を触れさせるために、ペアで学習することが多くなります。
今日の授業は、テキストの中にある単語を選び、その単語を作るために必要なアルファベットカードを相手からもらう活動です。
子ども達は、次々と必要なアルファベットを相手に伝えて、作りたい単語を完成させました。
10時59分投稿 (中西別小学校)
2017年10月24日(火)
【中西別小学校】学習指導シリーズ〜複式の学級における効果的な授業の追究〜 [校長室から]
本校は、第3,4学年で複式学級を編成しています。私は複式学級を受け持った経験はありませんが、複式の授業では「ずらし」の指導過程から、いずれかの学年の「個人思考」や「集団解決」が間接指導になってしまい、教師の働きかけがしづらいという課題を多くの授業者が感じていると思います。本校の学級担任もその一人で、日頃から「児童一人一人がしっかり学べる」授業改善に努力しています。
本日、第3,4学年の教室をぶらり訪問しました。
まず、「おやっ!」と思ったことがキッチンタイマーです。複式の授業では、それぞれの学年に学習リーダーがいて、そのリーダーが時間を計りながら声を掛け、学習を進める場面が多くなります。タイマーを数えてみると、3台ありました。担任の先生が学年別で各グループに1台持たせているのですね。
タイムマネジメントの意識を高めるグット支援です。
次に、素晴らしかった支援は、グループ学習を積極的に取り入れていることです。小規模校だと、ついつい一斉指導が増えてしまいますが、グループ学習を効果的に取り入れることで学び合う風土が構築されます。
このように難語句など調べたことを交流する習慣が身に付けば、「主体的・対話的で深い学び」に繋がっていきますね。
最後に、学び方の工夫です。ついつい教師は教えることで満足してしまいます。しかし、子どもから考えや気付きを引き出し、いかにも子どもが考え、解決した気にさせることが重要です。
本日、訪問した学級では、これから学習する教材文を自力で読み、理解するために今までに習った学習の振り返りを行っていました。先生は「この学習では、どんなことに気を付けて教材文を読みましたか?」「この教材文の工夫しているところはどこですか?」など、子どもに気付かせる声掛けを工夫していました。
複式の学級だけではなく、単式の学級においても「自分の考えをもち、人に言われるのではなく、自分の力で問題や課題を解こうとし、困ったことがあれば友達と相談しながら考え直す。」という学び方が大切です。
本校の子ども達にも毎日の授業を通して、この学び方が身に付けば幸いです。
チーム中西14名、これまで以上に努力します。
13時45分投稿 (中西別小学校)
2017年10月23日(月)
【中西別小学校】超大型台風21号に関する対応とお知らせについて [校長室から]
超大型の台風第21号は昼過ぎにかけて猛烈な風が吹き、北日本の太平洋側ではうねりを伴った猛烈なしけとなるところがあると気象庁は予測しています。
現在、釧路地方気象台では、暴風雨警報の発表はありませんが、児童の下校時の安全を確保するため、次のような対応をとることとなりましたのでお知らせします。
○ 3年生以上は、6時間目の授業をカットします。
○ 16時の下校バスを止めて、スクールバス児童は14時40分のバスで下校します。
○ 市街地区の児童は、お迎えをお願いする。
今後、地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報に留意しつつ児童の安全確保等に万全を期すようお願いいたします。
なお、24日(火)の天気は回復に向かっておりますので、児童は通常どおり登校させてください。
13時55分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】体力と自己肯定感を向上させる取組〜なわとび検定〜 [教育活動ほか]
一般的に縄跳びという運動は、基礎的な体力の向上に役立つ取組ですが、本校では体力の向上だけではなく、自己肯定感の高揚にも活用しています。
子ども達は、各自で目標を設定し、その目標に向かって体育の時間や休み時間を利用したり、家庭で練習したりしながら取り組んでいます。
子ども達は、なわとび検定で跳んだ回数を数え合う活動を通して、自分の努力や友達の頑張りを認めるなど、自他を尊重する気持ちや態度が育ちます。
しかし、目標を達成できる日ばかりではありません。どんなに練習しても目標が達成できない日もあります。
子ども達にとってつらい時間ですが、実は、この時間も大切です。自分の取組や考え方を振り返り、次の目標を立てていく。このように理想と現実の間で折り合いをつけながら生活していけるようになってほしいと考えています。
10時12分投稿 (中西別小学校)
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