中西別小学校 [北海道別海町]

長尾主事の説明を聞く

　本日、中学年の総合的な学習の時間の講師として別海町役場産業振興部水産みどり課みどり担当の清原主査と長尾主事、根室振興局森林室の鈴木主査にご来校いただき、森林のしくみや生態系を学びました。
　子ども達は、初めて聞く町の木「ナラ」の活用や森林内の生態系について興味をもち、講師の方の話を最後まで熱心に聞いていました。
　また、小枝を使ったネームプレート作りでは、気に入った枝を選びながらオリジナルのネームプレートを完成させました。
　来週は、同じ水産みどり課の水産担当の方が来校され、野生生物についてお話をしていただきます。

　講師の方の話を真剣に聞く子ども達の様子を写真で紹介します。

夢中になる

聞き逃さない

心が奪われる

聞き入る

忘れないうちにメモする

堂々と質問する

　小枝を使ったネームプレートを作成する子ども達の様子を写真で紹介します。

そーっとのせる

次の枝を考える

目的をもって枝を選ぶ

慎重にのせる

　本日、楽しみにしていた漁協青年部の方々による出前授業ですが、台風の影響で秋鮭が捕れず、鮭の部位説明や３枚おろしなどの実演ができませんでした。漁師の方々も「自然には勝てません。」とおっしゃっていました。
　しかし、子ども達は漁師の方々の話を真剣に聞き、定置網の仕組みやロープワークについて多くのことを学びました。
　本校区の酪農も町の基幹産業ですが、漁業も大切な町の産業です。山の子が海のことを学び、海の子が山のことを知る、そんな環境循環型の授業モデルが構築できたら素晴らしいと感じました。
　漁協青年部の皆様、ありがとうございました。

中谷氏の質問に答える児童

　本日、別海町教育委員会の主催でＮＰＯ法人子どもメディア認定インストラクターの中谷通恵氏にご来校いただき、メディアコントロールに関する授業を行いました。
　対象は３年生以上で、保護者の方も２名参加していただきました。
　講話の中では、テレビ視聴やゲーム、インターネットに夢中になっていると、体が強くならないし、脳の発達にも影響が出てしまうお話をされていました。また、体と脳を育てるためには、作文を書いたり、お手伝いをしたりするなど、少し面倒な取組をしなければならないそうです。
　子ども達は、４０分間、中谷氏のお話を真剣に聞き、最後に質問する子もいました。
　

自分の生活について質問する児童

　質問した子が気になったことは、次の２点でした。
「ゲームを止めて勉強をしましたが、後にまたゲームをやってもいいですか？」
「ゲームはしませんが、漫画を長時間読みます。いいでしょうか？」
　中谷氏は、子どもの質問に対して「勉強の後にゲームをしても構いませんが、合計で１時間以内にしましょうね。」
「漫画でも読書はいいと思うわ。いろんな本を読んでくださいね。」と優しく答えてくださいました。
　この授業をきっかけに子ども達が自分の生活について見直し、テレビの視聴やゲームに使う時間をコントロールできるよう、これからもしっかり指導します。