中西別小学校 [北海道別海町]

　皆さん、ご存じでしたか？学校教育法の第二十一条に義務教育の目標が書かれています。
　その目標の５つ目に次のような読書に関する目標があります。
　五　読書に親しませ、生活に必要な国語を正しく理解し、使用する基礎的な能力を養うこと。
　本校では、様々な教育活動で読書に親しむことができるよう配慮していますが、只今、全校で読書週間を設け、積極的に読書できるような環境をつくり、子どもたちの意欲を喚起する手立てをとっています。
　その成果が出ていますので紹介します。

　６年生を中心に「新聞を読む」機会が増えるように働き掛けています。
　６年生では、日直が気になる新聞記事をスクラップし、友達に紹介しています。

　それから２７日（月）から取り組んでいる読書ツリーは、紅組・白組ともに２本目の木に入ろうとしています。
　すごい勢いで読書に取り組んでいるので、読んだ後に気持ちを大切に関わっていきます。

　小学校の４年生では、社会科の授業で「健康な暮らしと街づくり」という内容があり、水道水や下水処理の学習をします。
　時期が少し遅くなりましたが、本校の４年生も施設見学に出掛けました。
　見学学習は、子どもたちにとって知的好奇心を喚起させるものですが、大切なのは事後指導です。
　本校では、まず、担当教諭が礼状を送付する際、子どもたちが学習を通して考えたことや感じたことを手紙にまとめて渡しています。
　また、今回は、普段の生活の中で節水できることを考え、一人一人がポスターを作成し、水飲み場に貼りました。
　これからも学習と生活の関連付けを通して、よりよい生き方が身に付いていくよう指導していきます。

　子どもたちが書いたお手紙には、たくさんの気付きがありました。
・別海町は平らだと思っていましたが、自然流下方式を使って水を流していることに驚きました。
・中西別のプールを例えにして水の量を説明していただいたので分かりやすかったです。
・ろ過砂を使って水をきれいにしていることが驚きました。

　最後に、子どもたちが描いたポスターを紹介します。

　本日、１年生の３名がニコニコして考聴室にやってきました。３人はそれぞれのカードを見せて「校長先生、読書の取組が終わりました。見てください。」と話し始めました。
　読書して何がおもしろかったのか、１年生なりの視点で感想を書いていました。
　３名の１年生、頑張りましたね。
　これからも取組が達成できた児童を紹介していきます。

　中西別地区の子どもは、生涯を通じて、地域住民が見守り、育てていくという趣旨で平成元年から始まったこの取組は、今年２９回目となりました。
　この間、地域住民に学習の成果や自分の考え、合唱等を発表してきた子どもたちが保護者となり、今では、会の運営の中心的存在として、地域の価値ある行事へと根付かせてきました。　

　今年度は、幼稚園児による歌や遊戯、小学生による総合的な学習の時間や読書、縄跳び等の学習成果の発表と全校合唱、中学生による弁論と全校合唱、高校生による意見発表が披露され、参観者は、地域の子どもたちの成長ぶりに大きな拍手を送っていました。
　

　小学校と中学校、それぞれの全校合唱の様子です。

　また、会の最後には、中西別学校区コミュニティ・スクール推進委員会の民部委員長が声を掛け、地域の方が中西別地区の開拓の歴史と未来をテーマに作詞・作曲した「中西別賛歌」を参加者全員で歌いました。
　本協議会の本事業は来年で３０周年を迎えます。
　来年度の本事業では、参加者全員で「中西別賛歌」を歌いましょう。

　今号では、中西別地区文化祭やそば打ち体験講座・試食会、芸能発表の様子を紹介しています。

　今号の学校だよりは、自分の考えをもち、未来への道を開くために学び続ける子の育成について普段の授業の様子がわかる写真の紹介と読み物資料を中心に書かせていただきました。
　ご高覧いただければ幸いです。

　

　裏面では、参観日の案内と、学校評価のお願い、放課後学習会について紹介しています。
　なお、１２月７日（木）は今学期最後の参観日です。全体懇談や学級懇談も開催しますので多くの方のご来校をお待ちしております。

　なお、以下にＰＤＦデータも掲載しておりますので、ご利用願います。

(308KB)

(409KB)

　本日は、昨日、ブログでもお知らせしたとおり、別海町学校給食センターの山田栄養教諭にご来校いただき、学年ブロック別の食育授業と、低学年の給食指導を行っていただきました。
　子どもたちにとって自分の生活を見直し、食について考える大切な時間になりました。
　山田先生、ありがとうございました。

　低学年（１，２年生）は、「たべもののひみつ」について勉強しました。箱の中に入っている野菜を手で触って野菜の名前を当てる活動を楽しみました。
　箱の中の野菜を使って、最後に３つのグループに分けて、働きをまとめました。

　中学年（３，４年生）は、「元気観覧車に乗ろう」について勉強しました。朝ご飯を食べるためには、どのような毎日を過ごせばいいのか考える活動を楽しみました。
　朝ご飯の大切さについて友達と話し合い、自分たちの生活も合わせて見直しました。

　高学年（５，６年生）は、「野菜バンザイ」について勉強しました。一日にどれくらいの野菜を食べているか振り返り、実際に摂取しなければならない量を実物投影機で映しながら量る活動を楽しみました。
　自分たちの生活の中で一日に摂取しなければならない野菜の量（３００〜３５０ｇ）をどのように工夫すれば食べることができるかについて考えました。

　最後に、食育の授業を受け、改めて給食を美味しく食べている子どもたちを紹介します。

　今週の月曜日（２７日）から取り組み始めた「読書の木」ですが、３日間で既に読んだ本が３０冊を超えています。
　図書室を訪れる子どもの数より読んだ本の数の方が多いということは、一人で複数冊読んでいる子どもがいるということですね。
　読書は、心と頭の肥やしです。どんどん読みましょう。
　お家の方もぜひ、読書をすすめていただければ幸いです。
　よろしくお願いいたします。

分担して掃除する

　本校では、小規模の特性を生かして縦割り班活動を通年で行っています。
　その活動の１つに縦割り清掃があります。縦割り清掃では、異学年の児童が協力して清掃活動に取り組み、お互いの仕事を補ったり、力仕事を代わってあげたりするなど、協働する意義を学び、よさを実感していきます。
　本日も本校の特色ある教育活動の１つである縦割り班清掃が行われました。
　子どもたちの力で校舎がきれいになっていきます。

ホコリや泥を拭き取る

見えないところも拭く

隅々まで拭く

引き戸のレールまで確認する

拭き上げる

終わった後はしっかり洗う

細部まで掃除する

掃除道具をきれいにする

整頓も忘れない