中西別小学校 [北海道別海町]

集会で行うゲームを決める

　先週の土曜日は、全道各地で夏日を観測するところもありましたが、今日の気温は急降下で肌寒い一日となりました。北海道では、このような晩春の冷込みを「リラ冷え」といいます。「リラ」とは、ライラックのことで、ちょうどライラックが咲き誇る5月末から6月初めにかけて、リラ冷えの現象が起こることから、この名称になったそうです。
　さて、本校ではグラウンドの転圧作業も終わり、いよいよ運動会に向けて動き始めました。今週は、運動会の練習開始に先駆けて、グラウンド開き＆いも植えを行う「春の集会」も開催されます。
　本日のブログでは、縦割り班で取り組んでいる実行委員会の様子を紹介します。

　

説明用のプレゼン資料つくり

　まずは、いもを植える活動について担当しているグループです。種芋の植え方についてプレゼン資料を作成し、説明準備に取り組ました。

手際よく、作っていく

下級生の考えを、聞く

協働する子ら

分担して、作成する

手元に、気を付けて

　続いて、当日、植える種芋を切り分けるグループです。初めて包丁を使う子もいましたが、慎重に種芋の芽を傷つけないように切り分けました。

どんどん種芋を切る

芋の芽を傷付けない

進行の分担を考える

　最後に春の集会「グラウンド開き」担当のグループの様子です。会の進行原稿を考えたり、全校児童で楽しむゲームを企画したりしました。
　５月１７日（木）の集会活動は、リラ冷えとならず、初夏を感じる青空のもとで活動できることを期待しています。

内容を、確認する

話を聞く時は、聞く

何が始まるのかな〜

　本日、５，６年生が学校のリーダーとして自覚をもち、２〜４年生がそれぞれの役割をやり抜き、「学校は楽しいところだ」と思ってもらえる各学年の出し物がたくさんあった１年生を迎える会を成功させることができました。
　今日の児童会行事が成功した理由は、３つあります。
１つ目は、全校児童がめあてを意識して行動していました。
２つ目は、各学年の発表が小学校を知ってもらう内容でした。
３つ目は、気が付いたことを進んで取り組んでいました。

　それだは、行事の様子を紹介します。各学年の詳しい様子については、明日、発行する学級通信をご覧いただければ幸いです。

しっかり押さえて〜

　各実行委員会で役割を分担し、目的をもちながら協力して準備しました。異学年で構成している実行委員会ですので、上学年は下学年をいたわりながら仕事をしています。

バランスよくね

お花で飾りましょう

高さは、いいかな？

プログラムの準備

　各学年の発表では、先生や教室のクイズ、学習内容のプレゼンテーション、学校行事を紹介するジェスチャークイズなど、１年生に小学校のことを伝えたいという相手意識をしっかりもっていました。

先生クイズ！

世界一受けたい授業

算数の問題を考える１年生

跳び箱の演技を見える４年生

スペシャルゲストの６年生

磁石を使ったおもちゃを動かす１年生

かけっこのジェスチャー

花火のジェスチャー

器楽のジェスチャー

長ホの紹介

　最後に、各学年の代表者による感想発表を行いました。どの学年の児童も自分の考えをしっかり発表していました。

１年生にインタビュー

２年生にインタビュー

３年生にインタビュー

４年生にインタビュー

５年生にインタビュー

６年生にインタビュー

全体進行の様子

　「１年生を迎える会」の内容も素晴らしかったのですが、もっとよかったことがあります。それは、実行委員会の取組です。また、実行委員以外にでも気付いたことがあれば、すぐに行動してしていました。

入場時の先導

実行委員長の挨拶

気付いて動く６年生

副実行委員長の挨拶

全体説明の様子

　今月の２６日（木）に予定されている「１年生を迎える会」の準備が始まりました。３年生以上の児童が各担当に分かれて、６年生が中心となり、話合い活動を通して計画を立て、準備していきます。
　小学校の児童会活動のねらいの１つに「異年齢の児童が学校生活の充実を図るため課題を見出し、解決するために話し合い、合意形成や意思決定を通してよりよい人間関係を築いていく」というものがあります。
　子ども達は、先生方の指導の下、このねらいが達成できる教育活動に取り組んでいました。

リーダーの挨拶

　担当の先生の説明後、実行委員長と副実行委員長が挨拶をしました。「思い出に残る会にしましょう」「みんなで力を合わせて取り組みましょう」など、その場で考えたことをまとめて話しました。

　各グループ毎に分かれて、６年生が中心となって話合いを進めました。子ども達の意見を司会者がまとめたり、書記が黒板に書いたりしながら計画を立てました。

手際よく記録する

しっかり意見を聞く

まとめながら記録する

向き合って話し合う

　話合いの中で、６年生のキラリ発言がありました。
　「６年生が固まらないように、３つの仕事に分かれた方がいいよね。」「棒で入場門を作ると危ないから紐の方がいいいと思います。」など、全体の動きや安全面に配慮した発言、さすが６年生です。

お花紙を折る

くさりを作る

プログラムを書く

看板を作る

　子ども達は、役割を分担しながら計画的に仕事を進めました。折り合いをつけながら課題を解決し、目標を達成する姿に頼もしさを感じました。