2018年06月14日(木)
【中西別小学校】いよいよ中西別ふるさと祭りが始まります! [◎中西別の風景]
風が吹くと肌寒さは残りますが、台風5号の大きな影響もなく、今年もふるさと祭りが無事に開催されます。
今朝から実行委員会の方々が集まり、各町内会のご協力をいただき、子ども相撲の土俵の準備や提灯の設置、テント設営、そして神輿の搬出など、それぞれの持ち場に分かれた準備が進められました。
また、子ども育成協議会の方々にもお集まりいただき、余興で行うストラックアウトや浮き輪投げの準備をしていただきました。地域の方々の思いや願いで、ふるさと祭りができていることを2年目にして実感しました。皆さん、ありがとうございました。
お祭りの準備をしている時に聞いた話ですが、明日、担がれる神輿は業者が製作したものではなくて、広野地区の酪農家の方が個人で作ったそうです。神輿は細部まで丁寧に仕上げられていて、その方は、神社も個人で建てられたそうです。まさに「手作りの祭り」、地域のために!熱い気持ちが伝わってきました。
13時56分投稿 (中西別小学校)
2018年06月13日(水)
【中西別小学校】学習支援ツールとしての「図書室マップ」 [教育活動ほか]
日に日に変化していく、本校の図書室。関係機関の協力による除架と配架から始まり、専門的知識の豊富な教職員が中心となって「活用しやすい図書室」を目指し、公務補さんの技術で本棚や床張り等が完成していく中、本日、新しい学習支援ツール「図書室マップ」が完成しました。
商業施設や図書販売店等に見られる売り場コーナーの表示や解説を、学校図書館に活用したもの、それが「図書室マップ」です。このアイディアは、町図書館司書の方にいただいたもので、このマップがあれば、子どもたちが自力で本を見付けることができます。「図書室マップ」があれば、子どもたちは、自らの力で必要な情報を集めることができます。まだ、掲示されていない学校があれば、是非、作成して掲示してみてはどうでしょうか!
12時40分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】試行錯誤しながら、考えはつくられる! [授業の様子]
運動会後、楽しみにしていることがあります。それは、各教室で授業を見せていただく「ぶらり訪問」です。本校の子どもたちの様子を見ていて、「変わってきたなぁ」と感じることがたくさんありますが、本日は試行錯誤する姿を紹介します。
トップ画面に掲載した写真は、第4学年の理科「電気のはたらき」の1場面です。「もっともっと豆電球を明るくするにはどうすればよいか?」の課題で、子どもたちはつなぎ方や電池の数を工夫しています。「こうでもない」「あぁでもない」と、試行錯誤しながらもっとも明るくなるつなぎ方を考えていきます。
続いて、第2学年の生活科「めざせ!野菜作り名人」では、ミニトマトの栽培に挑戦しています。生活科の授業では、ミニトマトが育っていく様子を観察し、カードにまとめます。今日は、花を観察しました。ルーペを使って、花の形や中の様子を調べています。何度も花を見て、詳しく花の絵を描いていました。子どもたちは、対象(ミニトマト)と向き合う中で見付けた疑問や驚きを友達と共有しながら、根拠を考える過程の中で試行錯誤します。
最後に、算数の授業に取り組んでいた学年を紹介します。
まずは、第1学年です。今、1年生は「たしざん」を学習しています。本校の1年生は、問題場面を読み、答えを導く式を立て、計算するだけではありません。ブロックを使って問題場面を説明したり、立式して答えを求めたり、同じ式になる問題場面を考えさせたりするなど、様々な方法で問題にアプローチさせています。こうすることで、子どもたちは1つの問題を多面的に捉え、友達の考えを見て多角的に考えることができます。これも一つの試行錯誤のパターンです。
次に、第3学年の「大きな数の計算」の授業場面を紹介します。授業者は、ランダムの数字カードを子どもたちに引かせて数字を作り、筆算します。子どもたちは、どんな数字になるかワクワクして黒板を見ます。そして、出きた数字を使い、すぐさま計算します。暗算をしながら繰り上がりを確かめたり、繰り上がった数字を小さく書いたりしながら正確に計算できる方法を試行錯誤しながら探しています。
最後は、第5,6学年の授業の様子を紹介します。以前のブログでも紹介しましたが、高学年は複式学級なので、一斉で指導する内容を厳選し、教えています。その後、5,6年生とも学んだことを定着させる時間を設けます。子ども一人一人は、学んだことがしっかり活用できるよう問題と向き合い、解答します。集団思考ではありませんが、これも大切な試行錯誤の時間となります。よりよい解き方を、自力追究していくことも大切です。
11時28分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】平成30年度中西別小学校ガイドも発行しています! [中西別小学校ガイド]
すでに全家庭数で配布している今年度版の「中西別小学校ガイド」ですが、いつでもどこでも閲覧できるよう、今年度版を本校のブログにも掲載します。
同データをPDF形式でも閲覧できるよう左にアイコンをつくりましたのでご覧願います。
11時24分投稿 (中西別小学校)
2018年06月12日(火)
【中西別小学校】主体的な学びを生み出す仕掛け [授業の様子]
本校では、学校図書館活用促進事業の指定を受け、図書館を中心とした学習環境の整備が着々と進んでいます。「学びたくなるような、調べたくなるような学習環境」を構築し、具体的な学習課題を提示すれば、子どもは自主的に資料を手に取り、ページを捲り始めます。
その時、授業者は「気になっていたのは、生き物の角だったんだね。」と声を掛け、子どもが調べているカブトムシ以外に角がある生き物が載っている本の場所に促します。
このように本校では、子どもたちに資料を活用する力を身に付けさせるために、情報収集能力の育成に努めています。
まずは、「子どもの導線を意識した学校図書館」を目指し、別海町図書館司書の方々の力をお借りして、除架や配架を徹底的に行いました。除架してスペースを生み出し、子どもが本を手に取りたくなるような配架を心掛けました。
その後も本校職員が中心となり、子どもが問題意識をもって追究したり、気付きから気付きが生まれたりするような思考が深まる掲示を心掛けました。掲示の一部を紹介します。
今日、早速、リニューアルされた学校図書館で5年生が授業を行いました。教科は社会科で米の生産量等についての学習でした。子どもたちは、地図帳で生産高の多い都道府県を調べたり、図書を使って生産地を探したり、さらにはパソコンも使って検索していました。
このように学校図書館は、子どもが主体的に調べたり、集めたりするなど、必要な情報を収集する場所となりました。
12時39分投稿 (中西別小学校)
【中西別小学校】子どもたちの靴箱からわかること [校長室から]
以前も靴箱の話題をブログで紹介させていただきました。本校では、昨年度から「靴の入れる場所を間違えない」「靴のかかとは踏まない」「靴のかかとを揃える」など、基本的な生活習慣につながる靴に関する躾について取り組んできました。
以前は、100%達成することは難しかったですが、今年度は子どもたちの意識が変わりました。運動会という大きな学校行事を終え、目標を失いがちなこの時期であっても子どもたちは落ち着いて学校生活を過ごしています。
写真は、今朝の靴箱の様子です。踏まれていないかかと・揃っているかかとなどは、子どもの意識の高さと落ち着きを表しています。
11時17分投稿 (中西別小学校)
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