中西別小学校 [北海道別海町]

　本校では、来週を「問題解き直しＷｅｅｋ」として、４月に実施した全国学力・学習状況調査と標準学力テストの問題を解き直します。正答率が低かった問題や、一般的に苦手とされている割合の問題などに取り組みます。
　６年生では、問題数も多いので今週から取組を始めました。問題を解いた子どもたちは「４月より簡単に解けた！」「問題を解く時、気を付けなければならないことがわかった」など、自分の成長を実感していました。
　このように本校では、単なる復習として過去の問題に取り組むだけでなく、自分の成長や学力の向上を実感させ、自己肯定感を高める手立てとしても取り組んでいます。

　本日の全体懇談会でもお話ししましたが、本校では子どもたちがよりよい人間関係を構築するために「ありがとう貯金箱」に取り組んでいます。友達に感謝したいことをカードに書いて、貯金箱に入れます。貯まったカードは、掲示してみんなに紹介しています。
　この取組を通して、たくさんのありがとうが相手に伝わり、子ども同士が今まで以上に良い関係になるよう支援していきます。

みんなの前で音読する

　本日は、天候が不安定の中、たくさんの保護者の方々、そして９名の地域の方々にご来校いただき、授業を参観していただきました。また、授業参観後の全体懇談会及び学級懇談会にもお忙しい中、出席していただき、感謝申し上げます。
　さて、本日の公開授業は１年生が国語、２，３年生が算数、４〜６年生が道徳科でした。以前は、発表会形式の授業が多かったのですが、普段の授業の様子を見ていただきたいと考え、「話合い、伝え合い、学び合う」授業を公開しています。
　最後になりましたが、懇談会等で説明した内容についてご不明な点等がございましたら一報いただければ幸いです。
　よろしくお願いいたします。

堂々と、読む

発表のポイントは？

自分の考えを伝えたい

子どもの考えをまとめる

考えをもち、伝え合う

解き方をかく

道徳科、向き合う

思考を整理する

道徳科の教科書をよむ

思考の形跡を見せる

一人一人が、読む

気付かせる手立て

伝え合う場面

尋ね合う場面

繋いでいく場面

深める場面

全体懇談会の様子

夏休みの生活について

フッ化物洗口について

夏の集会について

(3385KB)

　左のＰＤＦアイコンをクリックしていただければ、全体懇談で校長が説明した資料が閲覧できます。

課題と向き合っている自学

　多くの学校で実践されているように本校でも学年や発達の段階に応じて家庭学習の取組時間を変えています。また、取組については時間だけでなく、内容にも目を向け、互いに認め合い、励ます時間を設けています。
　今回、紹介する取組は５，６年生の「自学いいねタイム」です。各自が取り組んできた家庭学習を机の上に広げ、子ども達は自由に友達の学習内容を閲覧し、コメントをノート等に書き込みます。
　この友達の一言が、また自学に取り組むきっかけになったり、見直しになったりして家庭学習が持続します。皆さん、自分の課題解決のために、しっかり取り組みましょう。
　最後に、保護者の皆様、ご家族の皆様にお願いがあります。子どもた達が家庭学習に取り組んでいる時、励ましの声掛けをお願いします。人に認められる、それも最も大切な家族から認められることは、子どもにとって大きな支援となります。よろしくお願いいたします。

みんなで書き込む

じっくり、書く

友達のコメントを読む

丁寧に書く

くまなく、見て回る

コメントを交流する

先生と、コメントについて話す

所狭しと、書く

みんなに書いてあげたい

書き漏れがないか、確かめる

本日もご来校いただきました

　本日も厚岸の海事記念館から職員の方にご来校いただき、４年生の子ども達が調べた天文に関する記事の発表を聞いていただきました。
　

　子どもたちは、これまでに習ったことをもとにしながら、その理由や知りたいことを町立図書館の司書の方々が作ってくれたブックパッケージで調べ、それぞれのワークシートにまとめました。
　今日は、そのまとめた資料の発表会です。

自分のテーマについて発表する

資料を大きく、映し出す

わかりやすく、伝える

映像を効果的に活用する

月の形が違うことについて説明する

いきなり、質問から始める

考えをまとめて伝える

発表にもこだわりがある

「みんな、よく調べたね！」

　発表後、海事記念館の職員の方から感想をいただきました。子どもたちは、真剣に話を聞き、さらに質問もさせていただきました。
　気になることがあれば、とことん自分で調べる。そして、調べたことは宝物。その宝物を友達に伝える。素晴らしい探究的な活動でした。

「質問していいですか？」

「生まれてくる星の名前って？」

最後まで真剣に話を聞く子たち

　本校の強みの１つに、保健室からの発信力があります。本校に勤務している養護教諭はイラストが得意で、子どもの心をつかむ掲示物を工夫しています。
　今月の掲示物は、「水分補給と糖分摂取」についてのメッセージでした。飲料水の糖分を見える化し、子どもたちが手にとって実感できるような工夫が随所に見られます。６日は、参観日です。是非、お子様の様子と合わせて、保健室の前の掲示物もご観覧願います。

　掲示板の隣には、制作者が工夫した４コマ漫画もありますので、こちらも合わせてご覧ください。

　昨年の４月、本校の職員に次のような話をしました。

　残念なお知らせがあります。
　今朝、１番に登校した３年女子児童と５年女子児童の姉妹は、傘の帯をきちんとまいていました。その時、私は「傘が広がらないで、後から来た人が困らないね。」と声を掛けました。１時間目が終わる頃、玄関に行くと、１４本の傘がありました。そのうち、帯を巻いている傘が８本、巻いていない傘が６本でした。自覚するまで教職員の声掛けが必要です。その時は、目的や理由を加えて声掛け願います。

　あれから１年が過ぎました。上記の写真は、今朝の傘立ての様子です。全ての傘の帯がまかれています。

　当たり前のことができる、相手を思いやる心が形になって表れる・・・素敵な学校になりました。

　別海町では、移動図書館「はくちょう号」が各学校を巡回し、子どもや学級からリクエストがあった図書の貸出等の対応をしてくれています。町の図書館に出向いて本を借りることも楽しみですが、自分の学校まで図書館がやってくるワクワク感は、何ごとにも代え難い喜びとなります。

　本校にとって、６月はまさに「図書の月」でした。昨年度から受けた北海道教育委員会指定事業「学校図書館活用促進事業」を通して除架や配架など図書室のリニューアルに取り組み、町立図書館の協力を得て調べ学習用の図書パックを作っていただき、４年生と５，６年生の授業で活用してきました。その成果を先月２８日に公開研究会という形で発表させていただきました。
　その時の様子を模造紙にまとめて、中西別ギャラリーに掲示していますので、ふれあいセンターをご利用される際、ご観覧いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。